モトログ ~ある診断士の終わりなき挑戦~

民間金融機関がマル経融資を紹介してくださるという話


先日のエントリーの反響が大きかったので、もう一つそれにかかわるエピソードなどを。
⇒特にF山商工会議所様ありがとうございました。

【金融機関の『引き継ぎ』】
http://blue.ap.teacup.com/motokuni/5156.html



どうもkurogenkokuです。



民間金融機関がマル経融資のチラシを持って企業訪問してくれるという話、皆さん信じますか。
実際に秩父ではそういう案件が数件ありました。


これも民間金融機関との情報交換の中でkurogenkokuが提案したことなのですが、何も民間金融機関の営業の足を引っ張るようなことをしていません。
「民間金融機関がご融資したいけどできない場合に、一時的にマル経融資でつないでみてはいかがですか」と提案しただけです。


例えば、債務者区分が"ちょっと悪い"状態で、現在の事業は厳しいが将来的に明るい兆しが見えている。金融機関の担当者は何とか応援してあげたい。でも保証協会も含めて融資するだけの「枠」がほとんどないような場合です。
野球でいうところのリリーフ的にマル経融資を活用してみたらいかがでしょう。経営改善が進んで、民間金融機関の「枠」が確保できるようになれば、元の状態に戻していただければよいという話です。

企業、民間金融機関、政府系金融機関、我々のすべての関係者にとって悪い話ではありません。


実際、金融仲介機能のベンチマークにおいて、民間金融機関と政府系金融機関の「協調融資」は推奨されています。

【金融仲介機能のベンチマーク】
選択ベンチマーク「(11) 他の金融機関及び中小企業支援策との連携」
http://www.fsa.go.jp/news/28/sonota/20160915-3/01.pdf



秩父における上記の取り組みは3年ほど前から始まっています。
「金融仲介機能のベンチマーク」よりも前の話ですから、時代を先取りしたともいえそうです。

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