モトログ ~ある診断士の終わりなき挑戦~

補助金申請支援をしていて感じること


3月からスタートした補助金等の支援。創業補助金支援に目途が立ち、ようやく収束しました。
それにしても「ものづくり補助金 13件」「持続化補助金 5件」「創業補助金 1件」「経営革新計画 8件」というのは・・・、もうやりたくない(笑)



どうもkurogenkokuです。


ところで補助金申請支援をしていて感じたことを2点。


1.補助金の活用を他人に勧められてやってきた人は当事者意識が低い

これは悪い意味で書きます。具体的には、「宿題をなかなか提出しない」「メールを見ていない」「全部、商工会議所でやってくれるものと勘違いしている」方が多かったことです。
今回の持続化補助金支援では、何人かの経営者に「魂」を吹き込まさせていただきました。「これは何も私の仕事じゃないので、やる気がないなら申請やめましょうよ」と厳しくいうと、上記の問題はすべて解決します。よく考えるとこれも「経営者教育」として重要な支援と開き直ったりもしますが。



2.申請書作成ツールが統一されていない

これは国に対する提言です。具体的に言いますと、申請書の作成ツールとして、ものづくり補助金や持続化補助金は「Word」、創業補助金は「Excel」が使用されています。それぞれ事務局が違うので作成者にお任せというのもあるでしょうが、当事者(支援者も含めて)にとって、やりにくいったらありゃしないです。
特に、創業者はExcelで文書を書くことに慣れていないので、私もそれを添削したり、修正したりするのに、相当手間を要しました。
「ツールを統一」するか、「両方準備」するかなど、何らかの対応はお願いしたいですね。生産性向上といいながら、最も生産性を低下させている事例だと思います。

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