まずは、店舗施設の機能、店舗の分類についてです。
【店舗施設の機能】
店舗には大きく5つの機能があります。
①訴求機能
店の存在感を演出する機能です。
看板(サイン)や店頭のデザイン、ショーウインドウなどがあげられます。
②誘導機能
店内へ顧客を誘導する機能です。
通路や案内表示、出入口のはいりやすさなどがあげられます。
③演出機能
商品の魅力を演出し顧客に対しての購買喚起を促す機能です。
見やすい陳列、色彩、照明など視覚的要素のほか、BGMなどもあげられます。
④選択機能
顧客に商品を選ばせる機能です。
手にとりやすい陳列などがあげられます。
⑤販売促進機能
顧客に買いやすくさせる機能です。
従業員の接客方法、POPなどがあげられます。
【店舗の分類】
(1)購買慣習による分類
①最寄品店
習慣的に店舗で購入される食品や雑貨などを扱う店のことで、購買頻度が多く、単価が高いという特徴があります。
②買回品店
いくつかの店舗を訪れて比較して購入するような商品を扱う店で衣料品や家電製品などが該当します。
機能や品質が重要さを増し、価格は最寄品に比較して高いという特徴があります。
③専門品店
自分の気に入った特定の店舗を選択したり、感性・嗜好などから好きなブランドが決まっているような商品を扱う店で、価格も高いものが多いという特徴があります。
(2)規模や組織形態による分類
①個店 ②専門店 ③量販店 ④百貨店 ⑤共同店舗 ⑥チェーン店 ⑦ショッピングセンター 他
次回はチェーン店について説明します。
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