モトログ ~ある診断士の終わりなき挑戦~

将来ビジョン実現ツリーを使って経営革新の骨子を考える

今日は終日、秩父商工会議所でお仕事。珍しいと言われそう。


どうもkurogenkokuです。


ローカルベンチマークと経営デザインシート。毎度おなじみのツールです。ローカルベンチマークは現在の事業を理解するためのツール、経営デザインシートは将来を構想するための思考補助ツールです。そして、それぞれを補完するツールとして、このブログでも紹介した無形資産の価値の見える化ツールというのが、昨年度リリースされました。


■無形資産の価値の見える化ツール
https://www.zenkyo.or.jp/chiiki/chosakekka.htm

※〇2022年度・2023年度(2年度に亘り実施)
中小企業における「無形資産」価値の可視化・見える化に関する調査研究(可視化ツール1~3《Power Point版》《Excel版》/概要版マニュアル/詳細版マニュアル/事例集/活用動画URL)が該当します。

 


kurogenkokuも「無形資産の価値の見える化ツール」の委員を"途中から"お引き受けしていたのですが、せっかく開発したツールなんだから実務でいろいろと活用を試すことにしています。


ちょうど経営革新計画の支援があったので、それを使って経営革新の骨子を考えてみることにしました。活用したのはツール1「将来ビジョン実現ツリー」です。
事業の方向性が比較的明確な企業だったので、「あるべき姿」「経営方針」を対話の中で整理しました。そして経営者と従業員に「この経営方針をどのようにしたら成し遂げることができるのか」、その取り組みをツールを使ってまとめてきていただきました。非常に良く書けていましたし、「なるほど」と感じる部分が多かったです。その切り口を具体化するだけで、経営革新計画がまとまりそうな気がしました。


この後、ツール2「業務フロー・商流表」を活用し、未来の業務フローを描き、そこで必要となるリソースを明らかにしていきます。またツール3「KPI管理表」では経営革新における行動計画を具体化できます。


ローカルベンチマークの時もそうでしたが、活用方法についてはオリジナリティがあってよいと思っています。いろいろな支援に活用してみて、自分に合ったかたちを見つける。実務に生かしてこそなんぼの世界です。


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