昨夜遅く福岡入りし、本日は九州経済産業局でお仕事。心配なのは帰りのフライト。雪予報で飛ばなかったり、遅延したりのリスクが。なんとか秩父まで帰りたいんですけど・・・。
どうもkurogenkokuです。
昨日は川口商工会議所で経営相談。3件と少なめでしたが、いずれも事業計画策定支援でした。
特に経営革新計画ともなりますと、新規性に目がいくばかりに実現性が疎かになりがちです。本当にその売上は達成可能なのか。達成できないとしたら、必要な利益やキャッシュフローをどのように確保するのか。必ず検証しなければなりません。実は1件、経営革新計画の申請を見送り、経営改善に舵を切った企業がありました。
この考え方は何でも一緒です。
手の届かない夢のような目標を設定しても、あまりに実態と乖離しているようであれば、人は目標を追いかけなくなります。頑張れば手が届くくらいの目標。これが良いのです。
もちろん例外はあります。
例えば、スタートアップの企業で、この世の中にないような独創性の高い新規ビジネスを展開し、上場してしまうような会社。こういうケースの場合は、経営者の才覚によるところが非常に大きい。でもなかなかこういう会社には出会えない。
我々、商工会議所に相談にいらっしゃる方は前者のパターンがほとんどです。ちょっと保守的な考え方かもしれませんが、まずは実現性を担保することが大切かと考えます。