モトログ ~ある診断士の終わりなき挑戦~

地域商業活性化事業費補助金に採択されました


kurogenkokuです。


平成22年度 地域商業活性化事業費補助金(買物弱者対策支援事業)に関する支援を行っているという話は以前書きました。
http://blue.ap.teacup.com/motokuni/2819.html



先週、結果発表がありましたが支援先が本事業に採択されました
【採択結果】
http://www.kanto.meti.go.jp/seisaku/ryutsu/data/20110114_hoseiyosan_saitaku.pdf


地域別に紹介されているのでどこを支援したかわかってしまいますが、新聞にも大きく取り上げられたので良いでしょう。



ところで・・・。
根拠のない自信というのはよく言われます。しかしこの事業の採択においては「たぶん間違いないだろう」という根拠のある自信がありました。不安そうに社長が「民間事業者でも通りますかね?」とおっしゃっていましたが、自分は「かなりの確率で通るんじゃないですか」とはっきり言いました。

その自信はどこから来ているかというと「申請内容にストーリーが描けたから」に他なりません。申請者が民間企業であろうと公的団体であろうと内容に斬新性と実現性があれば通るのではないかと思っています。内容をしっかり読んでくださった経済産業省の審査員の方には感謝しております。


当地区は国土交通省の平成22年度地域経営推進事業にも採択され現在実施中です。
http://blue.ap.teacup.com/motokuni/2738.html

こちらの方が「幅広なジャンル」の支援を目的としていますが、この時点で当地区の「買物弱者対策」はスタートしていました。実施している中で買物弱者対策の中で課題が明確化されてきました。その課題に対する解決策を今回のエントリーで紹介した事業で実施するだけだったからです。



こういう事業を継続して実施していくためには『補助金に頼らない事業モデル』をつくることが大切です。支援先はタクシー会社ですが、タクシー会社の経営課題解決に貢献する事業になっています。申請前に「仮に補助金が出なかったとしたらどうしますか?」とお尋ねしたら、社長は「補助金が無くてもやってみたいです」とおっしゃっていたのが印象的でした。つまり申請内容は構成員すべてにメリットのある事業になっていたわけです。


月刊企業診断1月号の内容に対し、自分は賛否両論書きました。
http://blue.ap.teacup.com/motokuni/2854.html


あとは当地区が今後の買物弱者対策について、全国的に通用するような事業モデルをつくらなきゃいけないですね。
それが補助金の有効活用じゃないかと考えています。

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コメント一覧

kurogenkoku
NANAさんコメントありがとうございます。
補助事業はストーリーが重要だと改めて感じました。補助金に頼らない事業モデルが作れるよう頑張ります☆
NANA
kuroさん、こんにちは。
http://blogs.yahoo.co.jp/nana_consulting
時間を空けてコメントしています(^^)
記事の内容、すごく共感します!私もストーリーが描けているか、とても大切だと思います。別の補助金ですが、私の経験からいうと、ストーリーの描けている事業はかなりの確率で通っていますね。国としても補助金の成果が求められているので、補助事業終了後の事業継続性や成長性、実現性を審査する上でも大切な視点かなって思います。補助金に頼らないモデルかというのも大切ですね。
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