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企業経営理論(競争戦略 part4)

今回も競争戦略について整理します。
やや用語的説明といった意味合いが強いのですが「コアコンピタンス」と「デファクトスタンダード」についてとりあげます。

【コアコンピタンス】
コアコンピタンスとは「企業が持っている独自の強みや、他社には真似できない中核能力」のことです。
環境変化が厳しい現在、中小企業が生き残るためにコアコンピタンスの重要度が益々増してきています。
なお、コアコンピタンスについては「ケイパビリティ」と呼ばれることもあります。

ハメル&プラハラードによればコアコンピタンスになる条件として以下の3つを規定しています。
①顧客から認知される価値であること
②競合他社との違いが明確であること
③企業力を広げる力を持っていること



【デファクトスタンダード】
デファクトスタンダードとは「市場原理の中で、特定製品が広く普及し、事実上の業界標準となったもの」のことをいいます。
なお参考までに「公的な標準化機関が認証した標準」のことを「デジュリスタンダード」といいます。

(デファクトスタンダードのメリット)
①市場原理の中で自然と形成されていくので、迅速な標準化が可能
②事実上他社の攻撃を回避することができ、開発者に大きなロイヤルティをもたらす

(デファクトスタンダードの問題点)
①一度形成されると、市場が私物化される恐れがある
負けた規格を購入した消費者に大きな不利益をもたらす

(デファクトスタンダードの例)
①家庭用VTR
画質などの性能で上回るベータに対し、録画時間の長さでVHSが業界標準になった
②パソコンのOS
現在Windowsが業界標準になっている
③その他
インターネットの通信プロトコルであるTCP/IP など


これで競争戦略については終了です。
次回から「新たな経営戦略」について取り上げます。

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