ここのところライブドアとフジテレビの話題で何かと盛り上がっていますね。
堀江社長にとっては人生を賭けた大勝負。心情的には勝たせてあげたいと思うのですが。
それはさておき。「ポイズンピル」みなさん聞いたことありますか?
企業価値の割りに株価が低いと、M&Aされる危険性があります。
アメリカではM&Aが活発化しており、その買収対抗策としてポイズンピルを用いることがあるようです。
ポイズンピルとは、買収コストを高くするために株式を操作することで、具体的には、買収された時に条件が悪くなるような条項を設けたり、大量に新株を発行することにより、買収側の議決権が割合をさげてしまうなどの方策を採ることなどが考えられます。
ニッポン放送が昨日、フジテレビに対し新株予約権を発行すると発表しました。
しかもその金額は莫大で、ニッポン放送の新株を総額約2800億円で最大4720万株買えるとならばフジテレビの持ち株比率60%を超え、ライブドアは持ち株比率は16%になってしまいます。
これがいわゆるポイズンピルなのですが、ニュースを見ますと日本でポイズンピルを使ったのは初めてのようです。
もともと商法では経営権の維持や保全を目的とした増資を禁じています。
また大量に新株を発行すると既存株主にとっては1株あたり利益が減少してしまうことから、堀江社長も「既存株主の不利益になる発行」だとして法的手段に訴える方針らしいです。はたしてどうなるでしょうか。
詰め将棋のようで、状況がめまぐるしく変わりますね・・・。
個人的に考えると。
う~ん、厳しいか堀江社長。
(追伸)
現在、このWEBにアクセスしにくい状況が続いているようです。
サーバ増強作業を土曜日の早朝に行うようなのでしばらくご容赦ください。
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