モトログ ~ある診断士の終わりなき挑戦~

経営力再構築伴走支援シンポジウム ~ 一大イベントが終了しました


後にも先にも、こんな素晴らしい会場で話をすることは無いんだろうな。。。


どうもkurogenkokuです。


昨日は日本橋で開催された経営力再構築伴走支援シンポジウムにゲストスピーカーとして参加させていただきました。冒頭、中小企業庁の角野長官から「会場参加者500名、リモート参加3,000名」とお伺いし、その注目度の高さに驚かされました。

 

 

 

 


簡単に振り返りますと・・・。


まず基調講演について、組織開発分野の第一人者である南山大学人文学部心理人間学科 中村和彦先生のプロセスコンサルティングの話はこれから伴走支援を続けていくうえで、非常に参考になりました。「ここはできている」「この視点はなかった」など支援現場を思う浮かべながら聴いておりました。
ついついこちら側から答えを提示したくなっちゃうんですよね。焦らず、じっくりと構えるべきところをわきまえて、取り掛かりたいと思います。


セッション1「課題設定型の伴走支援で企業はどう変革するか」では、山京インテック株式会社とそれを伴走支援した関東経済産業局 官民合同企業支援チームのパネルディスカッション。同社の話をお伺いしていると、伴走支援をされた井原美恵先生が懐奥深くまで入り込んでいることに気づきます。相互に信頼関係ができているのが素晴らしかったです。
またモデレーターを務めたデロイトトーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社の佐藤さん、ナイス仕切りでした。


セッション2「経営者の気づき、腹落ちを踏まえた伴走支援の効果」では、信用金庫、商工会、信用保証協会、よろず支援拠点の代表が登壇。多可町商工会の後藤さんは伴走支援の在り方検討会でもご一緒させていただきましたが、経営支援に向き合い姿勢が素晴らしいなあと再認識させられました。また茨城県よろず支援拠点の宮田チーフの話からは支援に対する熱い想いが伝わってきて、これもよかった。金融機関、支援機関が連携して伴走支援に取り組んでいくことがやはり大切ですね。
モデレーターを務めたかねいわ経営支援オフィス 中小企業診断士 金岩由美子先生は、来週開催される名古屋商工会議所のセミナーにも参加してくださるとのこと。

 


最後にkurogenkoku。
事例の中でご紹介した(株)新井精密は今年度の中小企業白書に取り上げられた支援先企業です。

■(株)新井精密
https://araiseimitsu.com/

伴走支援に至った経緯や、同社が成長を実現するうえでの壁を取り去った話。本質的経営課題の設定と自走化へのプロセス。そこにDXや事業承継も含めた複合的な話でした。経営力再構築伴走支援について教科書的な話をするよりも、実際の事例を示して考えていただく方が良いかと思って、こんな構成にしました。
ところで「みゆきママ」の話。会場にいた新井社長と目が合ったら、ついあの時の出来事を思い起こして口ずさんでしまいました。このシンポジウムにはアーカイブがあると後から聞いて、ひとりだけ品格の無い話をしていると思うと、少し焦っています(笑)

 

終了後の交流会では、100人近い方と名刺交換させていただきました。名刺入れを2つ用意しておいて正解でした。また遠方から参加してくださった皆さん、本当にありがとうございます。
いろいろなつながりができて、本当に良かったです。このようなご縁を大切にしたいと思います。


p.s
いろいろなところから研修等の依頼をいただきありがとうございます。
埼玉県内の企業支援との調整もあるため、もしかするとご期待に沿えない地域が出てしまうかもしれません。可能な限り、頑張ります。


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