モトログ ~ある診断士の終わりなき挑戦~

大往生


「戦争は絶対にいかん」
たぶんそう言うだろうな。


どうもkurogenkokuです。

12月に100歳の誕生日を迎えた祖父ですが、実は2月1日に亡くなりました。最期まで元気いっぱいで、頭の中もしっかりしていて、とにかく記憶力がすごい。大往生とはこういうことを言うのだろうなと感心しきりです。





先週の土曜日に祖父とはゆっくり会話できたので、本当に良かった。



戦争で流れ弾にあたり生死を彷徨い、会社経営もうまくいかなかったり、波瀾万丈の人生でしたが、私の記憶に残っているのは町議を務めていたころのこと。平らで真っ直ぐな性格ゆえ、敵をつくらず、常に来客が絶えない。誰にも親しまれていた立派な人でした。



晩年は川柳にのめり込んでいました。祖父の自書「川柳 ひとすじ」は、私の本棚の一番目立つところに大切に保管してあります。30年前のデビューの句「黄門さん ちょくちょく覗け 永田町」は、いかにも祖父らしく、いまの世の中でもあてはまりそうな名作だと思っています。

【784冊目】川柳 ひとすじ
https://blue.ap.teacup.com/motokuni/5111.html


いよいよ納棺の日になりましたが、祖父に向けてお別れの歌をつくってみました。浅学なド素人がつくった歌で、祖父には「一から勉強し直しなさい」と叱られそうですが(笑)
亡くなった当日に親族が集まった光景そのままをあらわした、いまの自分の精一杯の作品です。

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四代の 絶えぬ笑顔に囲まれて 天に旅立て 百歳(ももとせ)の雄
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