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運営管理(マーチャンダイジング part2)

今回はマーチャンダイジングにおける商品管理について整理します。

【商品管理とは】
(狭義の商品管理)
在庫統制のことをいいます。
在庫統制は大きくユニットコントロールとダラーコントロールの2種類に分けられます。
ユニットコントロールとは、品目毎の統制のことで、どのような種類の商品を仕入・販売し、在庫を管理・統制していくかということです。
これを行うことで、売れ筋や死に筋、発注すべき商品などが把握でき、適切な品揃えを維持することができます。
またダラーコントロールとは、金額による在庫統制のことで、商品の仕入・在庫・販売を、すべて貨幣金額を基準として管理・統制しようというものです。
これにより、販売可能見込み高と現在高との関連において、次の一定期間に、金額にしてどのくらい仕入を行うべきかを知ることができます。

(広義の商品管理)
在庫統制だけでなく、商品の仕入、陳列、売価設定、プロモーション、販売、品揃えを含んだ広い意味での統制のことです。


【商品管理のための指標】ここでは商品回転率とGMROIについて取り上げます。
(商品回転率)
商品回転率とは、一般的に1年間に渡って平均手持在庫が販売により入れ替えられた回数です。
商品回転率は以下の公式により求められます。

商品回転率(回)= 売上高 / 平均在庫高

ここで分子は通常、売上高を使用しますが、売上高には利益が含まれており、売上原価が正確に把握できるときは売上原価を使用するのが望ましいとされています。
また平均在庫高は、在庫高に変動が大きい場合には毎月末の在庫高の平均を算出しますが、一般的には期首、期末の平均値を使用します。
平均在庫高については原価を用いるのが一般的ですが、設問指示があればそれにしたがってください。
なお、商品回転率は高いほど良いとされていますが、商品回転率が高すぎると品切れや作業量増大の問題が生じているケースも考えられるため注意が必要です。

(GMROI・・・商品投下資本粗利益率)
GMROIとは投下した資本(商品在庫)がどれだけの利益をあげたかを示す指標です。
GMROIは以下の公式で求められます。

GMROI(%) =売上総利益(粗利益) /平均在庫高(原価)

ここで上の式の分母と分子にそれぞれ売上高をかけてみてください

GMROI(%)=(売上総利益(粗利益) / 売上高) ×( 売上高/ 平均在庫高(原価))       

この(売上総利益(粗利益) / 売上高)とは売上総利益率のことをあらわし
また( 売上高/ 平均在庫高(原価)) は先ほどとりあげた商品回転率のことをあらわします。

つまり GMROI(%)= 売上総利益率 × 商品回転率 が成り立つわけです。
よってGMROIを向上させるためには、①売上総利益率を高める、②商品回転率をあげるといった2つのアプローチが必要になります。


次回は商品予算計画について整理します。

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