kurogenkokuです。
いったいどうなってしまうのだろうというくらい深刻な相談が続いています。。。
商品入荷の見通しが立たない小売業、交通手段が確保できず宿泊キャンセルが相次ぐサービス業。燃料不足により作業できない建設業。
停電の可能性があり、営業の見通しが立たない居酒屋・・・。
既往借入金の返済目処がたたないといった資金繰りの相談も相次いでいます。
製造業からはこんな相談がありました。
「直前まで停電情報がわからず、生産計画が立てられない。1日3時間の停電であっても途中で生産ラインを止めることはできないので、結局稼動できない。思い切って停電させる日とそうでない日を分けてほしい」
「停電が計画的でないので生産見込みが立たない。取引先が他地域の競合他社へ受注を切り替えてしまった。」
「取引先が東北地方であり、材料支給がなくなってしまった。」
停電、燃料といったエネルギー問題は深刻です。
産業界からは計画停電のあり方に相当な注文がついています。
でもいろいろな角度から考えると・・・。
医療機関や在宅介護の方からすれば、終日の停電は人命にかかわる大きな問題です。
産業界の「思い切って停電させる日とそうでない日を分けてほしい」という気持ちもよくわかりますが、人の命のことを考えれば「はい、そうですよね」と自信を持って回答できない自分がいます。
中小企業診断士らしくなくてすみません。。。
被災されている地域からすれば、恵まれているのはわかっています。
それでも・・・。
事態は思ったより深刻なんです。
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