223冊目は・・・。
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ドロボー公務員
若林亜紀 著 KKベストセラーズ
賛否両論物議をかもし出しそうな本ですよね。
面白さと乱暴さが同居しています。
天下りに見られるように、一部の特権階級が税金を意のままに使い尽くすやり方は看過できません。
一方で、公務員には国や地方自治体となんとかして良くしていきたいと、骨身を削って働いている大変優秀な方がいます。大学でも公務員を目指していた仲間は勤勉であったと記憶しています。またこのブログを読んでいる公務員の方を良く知っていますが、少なくても彼らは優秀であり、私と同じ志を持っています。
著者もそのあたりはわかっていて、終わりのほうで「すべての公務員を否定しているわけではない」としています。
うちの業界も同様で、変化を好まず漫然と組織防衛だけ主張している方がいますが、もはやそういう時代ではないと心得ておく必要があると思います。
頑張る人間もたくさんいます。ただ本書と同じように「役に立たない組織」とバッサリやられてしまうのが悲しいかな・・・。がんばろっと。
p.s
震災などのとき、身を粉にして働いている公務員の姿が目に付きます。
でも頑張っている公務員が多い一方で、「おい、本当かよ」と思ってしまうのも事実ですし。。。結局個人によるんですよね。
【目次】
第1章 民主党への金まみれ選挙応援―官公労からの内部告発
第2章 広がる民間との給与格差
第3章 驚くべき税金使い放題天国
第4章 ギリシャを笑えない―公務員が世界を滅ぼす
第5章 官民交流を推進せよ
第6章 官僚を公僕に叩き落とせ
第7章 年金財源は公務員家庭が担え
第8章 公務員改革なくして未来なし
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