鍋残りを昼に
シャケ
あんかけ
野菜のおかず
かぼちゃがおいしい
おそばに栗おこわ
玄米ご飯
去年の1月はお正月は大変だったなぁ。
その時は無我夢中でしたが
スピードで過ぎ去っていた
母の看取りの1月でした。
自宅で正月を迎えたかったのに
大晦日の夜に痛みが出て病院に舞い戻った母は
医療麻薬のおかげで痛みがすっかりなくなり
特に病院にいてもすることがないので
早く帰りたいと主治医に行って
自宅で在宅医療が受けられるよう準備を整えて
家に帰れたのでした。
帰ってきた母はうれしそうでした。
これからリハビリをして車椅子で
出かけたいと言ってました。
退院時は酸素もいらなかったのですが
次第に酸素が低下するようになって
常時酸素が必要になりました。
それでも自分でトイレに行き
リビングでご飯を食べました。
ただごはんはほんとに食べれなくなって
コーンスープとか煮物とかゼリー、アイス、冷凍マンゴー
何かを少しづつ食べてました。
そして痛み止め、吐き気止め、便秘薬などの
薬がどんどん増えてこちらが管理しないと
飲めなくなってしまいました。
一度家遠空けた時に医療麻薬の薬の時間に
薬飲んでねとラインしてすぐにオッケーと
返事が来たのに飲んでませんでした。
頭はしっかりしてるんですけどね。
それでも仕事の心配ばかりしてて
最後まで一緒に請求書を書いたり
朦朧としてた時も仕事のことを口走ってました。
そんなこんなで訪問看護がはいって
先生にきてもらったりリハビリを受けたり
毎日いそがしかったです。
訪問看護師さんにお世話になりました。
やはり頼りになるし、気持ちが明るくなりました。
これは大変な日々が始まるなと思った矢先
母が肺炎になり、入院するかという話になって
もう本人は延命は望んでいないという話をすると
病院でできることは在宅でもできると
このまま在宅で看ることになりました。
ただ看護人の体力がもたないと先生に相談したら
寝る時は寝たらいいと言われ
気持ちが楽になったのでした。
生も死も特別なことではなく、自然なことと
生活の一部なんですよね。
そんなこんなで激動の1月でずっと不安な毎日だったのですが
こうやって振り返るとずっと母のそばにいるのが
ほんとに苦しかったけど、看取れてよかったなと思うし
母は自分の家のベッドで過ごせることができて
この上なく恵まれていたんだなと思います。
2月は母の1周忌です。
続きはまた来月〜