紅楼ん家- kuronchi -

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2012-04-07 16:20:25 | 映画の扉
【さや侍】



観た~~


【大日本人】【しんぼる】と、松本人志監督の作品は観てきましたが、全て違う色を放っている
オイラは、映画を語ることができるほどいくつも観ているわけでもないし、ただの主観でしか観ていないのだが、やはり北野武監督と並べられると、どうしても気になる

それに、単純に、松本人志という人間が好きなのです
出版されている本も何冊も読んできたし、ラジオ【放送室】も聞いていた。 松本人志という人の考え方やこれまでの経緯は、少しは知っているつもり
そこから生み出される作品だったら、多かれ少なかれ、面白くないわけはないだろうと。



一言で言うと、とても深い内容でした。

確かに笑えるところも散りばめられていましたが、根底に流れるものは、本当にシリアスな問題でした。

基本、【親子の絆】というものが描かれていて、
「殿の息子を笑わせることが出来なかったら【切腹】」
という切羽詰った状況のなかで、結局はこの父親、最後まで娘だけを見ていたように思う。

父:野見勘十郎氏の台詞が極端に少ない。
だから、何を考えているのか分からない。
これについて来る娘:たえのしっかりしていること。
この性格は母似だなwww


子供を持った松本監督が思いを込めたとするならば、最後の歌であろう

父として、言葉要らずして、自分の姿を見せることで何か伝えられることがある。

そんな、弱いけれども強い父親っていうのは、今居ないのかもしれない。


人によっては、「死んでしまっては元も子もない」という意見もあるだろうけれど、最後のたえの笑顔を見れば、父の思いをしっかりと受け止め、強く生きていくだろうということは容易に見て取れる。

生きていくうえで何かが犠牲になったり何かを犠牲にしたり、失敗したり悩んだり苦しんだりして、そして笑って怒って、自分の糧にしていくのは、時代云々というものは関係無いのだろうな




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