平成28年7月12日(火) 晴れ
6月末に仕事が一段落ついた後も続いていたサクランボの朝もぎと、妻のサクランボ詰めもようやく終了となりました。代休をとっていたこの日、クセで朝の4時半に目が覚めてしまってしまったので、医者の予約時間である3時までお出掛けしようということになりました。
前回の銀山温泉(⇒その時の日記)がとても良かったので、今回もどこか温泉に行こうという事で、宮城県の遠刈田温泉にドライブがてら出かけることにしました。
7時半に自宅を出発。途中朝マックなどいろいろ立ち寄ったりして、山形市内を抜けて山形の観光物産会館を通過する頃には9時になってしまいました。修復中の大鳥居をくぐると山形盆地がきれいに見えます。左手前に修復中の大鳥居が見える。
蔵王温泉・横倉ゲレンデを通過し、エコーラインに向かいます。日蔭が多く気持ちのいいドライブです。
猿倉スキー場上部あたりからエコーライン入り。
エコーラインに入ってからは、どんどん雲が近くなってきて高度を上げている事が実感できます。空が青くてとても気持ちがいいです。
熊野岳も見えてきた。
宮城県へ
リフト乗り場の駐車場を通過し、
有料のハイラインを使い、さらに上を目指します。今日はお釜(”おカマ”という名称に親近感を覚えてしまう)に会いに来ました。
山歩き中に見えるハイラインは山が削られていてとても痛々しいのですが、自動車で通るにはすごく気持ちのいい道路です。
第一駐車場に到着。
駐車場の車から下りる人の中には登山者も結構います。温泉が目的のおらは短パンにサンダルのチャラい恰好で歩き始めます。そういえば今年は全然山に登っていないなあ。7月から火口周辺警報の自主規制が解除された馬の背に向かいました。風評被害の払しょくにおらも一役買えれば。
熊野岳
オカマ、じゃなくお釜。むき出しの山肌が逞しい。
おととし熊野岳に行った時(⇒その時の日記)に歩いた避難小屋と蔵王山神社も見える。あ~行ぐだい!
いつもだともう少し下の柵のあるところまで行って、近くからお釜の全景を見られるのですが、自主規制で立ち入りが許されるのはまだ馬の背のみです。
熊野岳を背にして、反対方向の刈田岳に向かいます。
途中からオカマ、じゃなくてお釜(しつこい!)がよく見えだした。
まだ膝がよくならず、息も切れて大変そうな妻を労わりながらようやく山頂台地へ。
雷に打たれたと言われるのがこれかな?
周辺にはイヤなヤツもいるみたいです。
屏風岳方面。屏風岳から先の不忘山まではまだ歩いた事がないので、そのうち行ってみたい。
奥羽山脈北側、雁戸山から船形山まで見えます。
神社でお参り。
さて、何か物足りないと思っていたら三角点をまだ見ていません。自力で探しましたがダメでした。神社の神主さん(?)に聞いてやっと見つけられました。
なんだかんだと、ここでかなり時間を過ごしてしまいました。広くて深い色の青空と、スカッとするくらい空との境界がはっきりした見下ろす景色と、涼しくて気持ちのいい風とそこに舞うアゲハ蝶たち、疲れきったおら達を周りのさまざまなモノが癒してくれます。本当に今日この時間、出かけて来て良かったと思いました。お昼も近づきつつあるのでそろそろ下ります。
団体客で賑わう展望広場から。
駐車場から飯豊方面。朝日連峰から月山は雲がかかって見えない。
ここからはスピードの出る下り坂です。妻がコマクサを見たいというので、時期的にどうかわかりませんがこまくさ平に立ち寄ってみました。
売店は閉まっている。
足元に黄色い花が。
立ち入り禁止の柵の向こうに、見えました。
か、かわいい!なんてかわいいコマクサちゃんたちでしょう。その向こうには熊野岳。
展望台に登ったり、一回りしてきました。
数が年々減っている印象があるコマクサちゃんたちを後にします。ここからはスリリングなダウンヒルを楽しみます。のつもりでしたが、駐車場を出る時に大型の観光バスに前を行かれ、景色を楽しむために車間距離を大きく取りながらゆっくりと下りました。
遠刈田に下りると、ちょうど12時です。昼食を食べるところを探しますが、そば屋ばっかりです。山形から県外に出てそばはいただけないのでラーメンを食べたいところですが(意味不明)、ラーメン屋を探せません。えぼしスキー場近辺まで行ってみましたが、せっかく見つけた中華そばは定休日でした。店を探して何度も同じところを回ります。
ウロウロしてどうでもよくなったころ、蔵王町方面へ外れていったところに入りやすそうな食堂を見つけました。本日の予算は財布の中にあった4千円(この時までにすでに千円消費済)だけなので、入口のメニューで値段を確認(食べる物を確認するわけではない)していると、
「中にもメニューありますよ。」
と、よく洋食屋で見るような白い調理着みたいなものを着たホール係の年配の女性がおら達を招き入れました。
「こちらにどうぞ。」
とテーブルを指定しておら達を座らせます。早速メニューを見ると、3ケタの数字が見当たりません(あくまでも食べ物よりも値段です)。
(ここはダメだ)
と妻と目を合わせ立ち上がるため足に体重をかけようとした瞬間、テーブルの脇でトン、と音がして
「お茶をどうぞ」
と絶妙なタイミングで湯呑を置いて、ゆっくり選んでいいよ的にすぐその場を去っていきます。店に招き入れる時といい、このおばちゃんは断られない術を心得ているようです。
しかたなく、肉とか定食とか千円台から二千円台のものは見ないようにし、880円のカレーうどんを単品でオーダーしました。
今日のこれまでのサイコーの時間をダメにしたくない一心で、妻と2人「うまい、うまい」と自分に言い聞かせるように声に出しながら(涙をこらえて)、満足を装うおらたちでした。あっという間であまり食った気がしないのですが、会計は消費税がさらに付いてほぼ2千円となっておりました。観光地価格ということで仕方なし。
ごっつぉうさまでした。(あばよ!)
そして目的の温泉。今回も共同浴場。
壁の向こうから「あぢっ」という妻の叫び声が聞こえてきました。43度の熱い風呂でした。
そして最後の目的、とうふ。
温かい寄せ豆腐を購入し、食べながら帰りました。
6月末に仕事が一段落ついた後も続いていたサクランボの朝もぎと、妻のサクランボ詰めもようやく終了となりました。代休をとっていたこの日、クセで朝の4時半に目が覚めてしまってしまったので、医者の予約時間である3時までお出掛けしようということになりました。
前回の銀山温泉(⇒その時の日記)がとても良かったので、今回もどこか温泉に行こうという事で、宮城県の遠刈田温泉にドライブがてら出かけることにしました。
7時半に自宅を出発。途中朝マックなどいろいろ立ち寄ったりして、山形市内を抜けて山形の観光物産会館を通過する頃には9時になってしまいました。修復中の大鳥居をくぐると山形盆地がきれいに見えます。左手前に修復中の大鳥居が見える。
蔵王温泉・横倉ゲレンデを通過し、エコーラインに向かいます。日蔭が多く気持ちのいいドライブです。
猿倉スキー場上部あたりからエコーライン入り。
エコーラインに入ってからは、どんどん雲が近くなってきて高度を上げている事が実感できます。空が青くてとても気持ちがいいです。
熊野岳も見えてきた。
宮城県へ
リフト乗り場の駐車場を通過し、
有料のハイラインを使い、さらに上を目指します。今日はお釜(”おカマ”という名称に親近感を覚えてしまう)に会いに来ました。
山歩き中に見えるハイラインは山が削られていてとても痛々しいのですが、自動車で通るにはすごく気持ちのいい道路です。
第一駐車場に到着。
駐車場の車から下りる人の中には登山者も結構います。温泉が目的のおらは短パンにサンダルのチャラい恰好で歩き始めます。そういえば今年は全然山に登っていないなあ。7月から火口周辺警報の自主規制が解除された馬の背に向かいました。風評被害の払しょくにおらも一役買えれば。
熊野岳
オカマ、じゃなくお釜。むき出しの山肌が逞しい。
おととし熊野岳に行った時(⇒その時の日記)に歩いた避難小屋と蔵王山神社も見える。あ~行ぐだい!
いつもだともう少し下の柵のあるところまで行って、近くからお釜の全景を見られるのですが、自主規制で立ち入りが許されるのはまだ馬の背のみです。
熊野岳を背にして、反対方向の刈田岳に向かいます。
途中からオカマ、じゃなくてお釜(しつこい!)がよく見えだした。
まだ膝がよくならず、息も切れて大変そうな妻を労わりながらようやく山頂台地へ。
雷に打たれたと言われるのがこれかな?
周辺にはイヤなヤツもいるみたいです。
屏風岳方面。屏風岳から先の不忘山まではまだ歩いた事がないので、そのうち行ってみたい。
奥羽山脈北側、雁戸山から船形山まで見えます。
神社でお参り。
さて、何か物足りないと思っていたら三角点をまだ見ていません。自力で探しましたがダメでした。神社の神主さん(?)に聞いてやっと見つけられました。
なんだかんだと、ここでかなり時間を過ごしてしまいました。広くて深い色の青空と、スカッとするくらい空との境界がはっきりした見下ろす景色と、涼しくて気持ちのいい風とそこに舞うアゲハ蝶たち、疲れきったおら達を周りのさまざまなモノが癒してくれます。本当に今日この時間、出かけて来て良かったと思いました。お昼も近づきつつあるのでそろそろ下ります。
団体客で賑わう展望広場から。
駐車場から飯豊方面。朝日連峰から月山は雲がかかって見えない。
ここからはスピードの出る下り坂です。妻がコマクサを見たいというので、時期的にどうかわかりませんがこまくさ平に立ち寄ってみました。
売店は閉まっている。
足元に黄色い花が。
立ち入り禁止の柵の向こうに、見えました。
か、かわいい!なんてかわいいコマクサちゃんたちでしょう。その向こうには熊野岳。
展望台に登ったり、一回りしてきました。
数が年々減っている印象があるコマクサちゃんたちを後にします。ここからはスリリングなダウンヒルを楽しみます。のつもりでしたが、駐車場を出る時に大型の観光バスに前を行かれ、景色を楽しむために車間距離を大きく取りながらゆっくりと下りました。
遠刈田に下りると、ちょうど12時です。昼食を食べるところを探しますが、そば屋ばっかりです。山形から県外に出てそばはいただけないのでラーメンを食べたいところですが(意味不明)、ラーメン屋を探せません。えぼしスキー場近辺まで行ってみましたが、せっかく見つけた中華そばは定休日でした。店を探して何度も同じところを回ります。
ウロウロしてどうでもよくなったころ、蔵王町方面へ外れていったところに入りやすそうな食堂を見つけました。本日の予算は財布の中にあった4千円(この時までにすでに千円消費済)だけなので、入口のメニューで値段を確認(食べる物を確認するわけではない)していると、
「中にもメニューありますよ。」
と、よく洋食屋で見るような白い調理着みたいなものを着たホール係の年配の女性がおら達を招き入れました。
「こちらにどうぞ。」
とテーブルを指定しておら達を座らせます。早速メニューを見ると、3ケタの数字が見当たりません(あくまでも食べ物よりも値段です)。
(ここはダメだ)
と妻と目を合わせ立ち上がるため足に体重をかけようとした瞬間、テーブルの脇でトン、と音がして
「お茶をどうぞ」
と絶妙なタイミングで湯呑を置いて、ゆっくり選んでいいよ的にすぐその場を去っていきます。店に招き入れる時といい、このおばちゃんは断られない術を心得ているようです。
しかたなく、肉とか定食とか千円台から二千円台のものは見ないようにし、880円のカレーうどんを単品でオーダーしました。
今日のこれまでのサイコーの時間をダメにしたくない一心で、妻と2人「うまい、うまい」と自分に言い聞かせるように声に出しながら(涙をこらえて)、満足を装うおらたちでした。あっという間であまり食った気がしないのですが、会計は消費税がさらに付いてほぼ2千円となっておりました。観光地価格ということで仕方なし。
ごっつぉうさまでした。(あばよ!)
そして目的の温泉。今回も共同浴場。
壁の向こうから「あぢっ」という妻の叫び声が聞こえてきました。43度の熱い風呂でした。
そして最後の目的、とうふ。
温かい寄せ豆腐を購入し、食べながら帰りました。
ブログ見てたら私も一緒に行ってる気分に
なりました。
お財布の中身が足りるか心配しました。(笑)
コメントありがとうございます。
天気が不安定なこの時期にしては大当たりな天気でした。
朝マック 500円ちょっと
有料道路 540円
昼食 1900円くらい
公衆浴場 620円
豆腐 250円
と、4千円で何とかなりました。
観光地に行く時は財布に余裕を持って行かないとダメですね(;^ω^)