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包帯クラブ

2009-03-09 | 本・映画
先日TVで放送されていた映画『包帯クラブ』。録画しておいたのを最近やっと見ました。
原作の小説が出た時から興味があって、映画になった時にも見たーいと思っていたのですが、なんとなくスルーしてしまい。。。なのでやっと念願叶っての鑑賞となりました。

心に受けた傷。。。その原因、ゆかりとなった場所や物に包帯を巻きに行き、その人の傷を癒してあげる。。。そんな『包帯クラブ』を立ち上げ活動を始めた若者たち。クラブのキャッチコピーは『巻きます 効きます 人によります』。(笑)
けれど他人の傷を癒していくうちに、メンバーそれぞれの内にある傷も明らかになってきて。最終的には自分たち自身もその傷を癒していく。。。

物語はそんな内容のお話なのですが、いや良かったですね。想像以上に。何度もホロリ (;;) ときてしまいましたよ。そして最後はなんだかスッキリとした気持ちにもなりました。涙と共に心の中の余計なものが洗い流された感じです♪
人の痛みを知ることは難しいけれど、とても大切なことだよね、と改めて実感です。また、人って時に弱いけど、やっぱり強いよな~と、ちょっぴり勇気ももらえました♪
エンディングのほうで語られていた言葉『~歩み続けることが自分のためだけでなく、誰かのためでもあるのなら~』のくだりにもグッときました。確かにそこには愛が存在する!。。。と、私も思います!そういう生き方をしたいものですね。

キャスティングもぴったりはまっていて、いい味出してるな~と思いました。中でも抜群に良く思ったのが柳楽優弥くん!
彼のことは以前から注目していて、いいなぁ~と思っていた役者さんなのですが、今回は今までの役とは全く違うタイプを演じていて、とても新鮮でした。
破天荒だけど茶目っ気があって、優しくて。そしてどこか影のある感じ。。。そんな役柄がとても良く表れていました。やっぱり、あの『目』がいいわ~♪(笑)素敵でした☆

しかし彼が演じる下手な(設定上ね)関西弁をしゃべるディノくんの姿に、途中から酒井大作選手のイメージが浮かび上がってきてしまい、どーにもならなくなった私。(^^;
決して姿格好が似ていたわけではありませんが(笑)、声が似ているんですかねー?しかも似非とはいえ関西弁。。。そんなこともあってか?もう途中から完全に酒井選手がしゃべっているかのように思えてなりませんでした。(笑)
そんな自分のばかさ加減には、あきれるやらおかしいやらで、最後には自分でも笑えてきましたよ!(^o^;

後で調べて知ったことですが。この小説の作者は天童荒太さんという方で、『永遠の仔』や最近では『悼む人』を書いた人だったのですね~。前者はTVドラマで見ていたし、後者は興味を抱いていた本だったので、ちょっと驚きました。まさに私のツボ作家?(^^;
さらに驚いたのは、この映画の監督が20世紀少年も監督した堤幸彦さんだったこと!二人ともご縁のある方で驚きました~。


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