*午後5時のお茶会*

美しい聴衆の集まる時間

ミニョーネのルンドゥ 

2009-03-17 15:07:34 | 日記
フランシスコ・ミニョーネ(1897~1986)はイタリア移民の子としてサンパウロにうまれました。管弦楽曲、ピアノ、ギター、歌曲など1000曲以上の作品があり、民族性と叙情味あふれる独特の作風は高く評価されています。

Lundú (ルンドゥ)は、南アフリカからブラジルに奴隷として連れてこられた人たちの音楽をベースに生まれたポピュラー音楽です。
連弾用のこの曲は5分以内の小さな曲ですが、ラテンの空気とリズムがぎゅっと凝縮された陽気でどこか物悲しいメロディは、時おり想像のつかない響きがあらわれて魅力的です。

この楽譜はなぜか「尾道のお土産」として私の元にやってきました。なんともかわいらしい表紙でお気に入りです。