大学1年生のときワンゲル仲間と会津若松から山に入り
10日ほどの行程でいくつかの山のピークを超え
山道を重たいザックを背負って尾瀬を目指したことがあって
どこをどう歩いたか今は忘れてしまったけど・・・
その年は梅雨が長くおまけに冷夏で、尾瀬につくまでほとんどが雨で
テント設営予定地までたどり着けず山中の木の下でビバークしたことも
大変な思いをしてやっとたどり着いた尾瀬は
言葉では言い表せないぐらい素晴らしかった!
弥四郎小屋の前のベンチに腰掛け夕暮れを迎える優しい姿の至仏山を見ながら
・・・将来、どんな人生になるか分らないけれど、
もし、結婚して、子どもができて、家庭がもてたなら、家族みんなでまたここに来よう!
と・・・なぜだか、勝手に思ったのよね~
それから何年もの長い年月が過ぎ~~~~~
昨年のちょうど今頃(シルバーウイーク)にやっとこの夢がかなったのです
夢の話をすると~家族みんな「いいよ~」と言ってくれて(大泣き)
でも、「山小屋まで片道10キロは歩くよ~みんな大丈夫?」と言うと
「一番心配なのは、母さんでしょ~」と言われ、そう、そう、そうね~私歩けるかしら?
水芭蕉もニッコウキスゲも終わっていたけれど、
尾瀬は昔のままの姿で私たちを迎えてくれました
台風が過ぎ、よいお天気で、鳩待峠から入り
上に見えている燧ケ岳の麓を目指します
ずっと木道が整備せれているから、快適に歩けます 落ちない限りは・・・
あたり一面 草紅葉 黄金に染まった尾瀬湿原、爽やかな風が吹き抜けます
紺色の水にオレンジの羊草が浮いてまるで和服の柄模様
美しい草紅葉を見ながら
なんだかんだと会話も進み、
無事、弥四郎小屋に到着
昔 私の座ったベンチの場所は 今はお風呂付の家族用の小屋が立っていて
昔のままのベンチに座ることはできなかったけど・・・
30年前とほぼ同じ場所で家族みんなで
夕日に映えそして暗闇に消えていく至仏山を眺めることができましたぁ~
私たちの泊まった部屋からの風景です
早起きして散歩もしました
朝霧と霜につつまれる尾瀬の景色は幻想的です 早起きの価値あり
帰りもよいお天気で、涼しい風にふかれながら、
辺り一面草紅葉の中を まっすぐに伸びる木道を行きます
気持ちよかった~
家族の協力とお天気のおかげで実現した長年の夢、
はるかな尾瀬の思い出です みんなありがとう
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さて、今年は無理だと思っていた家族での旅行が
急きょ明日から2泊3日で始まります
今度はどんな旅になるのでしょうか 多分今回もいつもの珍道中・・・
尾瀬で車のキーをなくして大慌て(結局ドアに挿したままだった)事件
&私の歯痛(旅先でよくある)のようなことが起こらなければいいですが・・・
ドキドキはらはらワクワクです
ブログかいてる場合じゃないかも そろそろ準備を始めなければ
明日午前5時に出発予定です
みなさん よい連休をお過ごしください
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