昨日の続きで、除湿シートの素材紹介シリーズ
今回は「シリカゲルBタイプ」
乾燥剤として使われているシリカゲルは、
多孔質の固体で、湿気を吸着させる力があります。
吸着させる原理は、化学的吸着と、
毛細管現象による物理的に吸着する方法と分かれます。
一般的に周囲の環境の湿度が低い場合には化学的吸着が向いており、
湿度の高い場合は物理的吸着が有効となります。
加熱することにより吸着能力を回復させることが出来ます。
シリカゲルの種類…
シリカゲルには、細かな構造のA型と、
A型よりも粗めな構造のB型の2種類があります。
A型は表面積が広いため化学的吸着に適した構造で、
湿度の低い中で、さらに湿度を下げるのに適しているので、
お菓子などに入れられています。
B型は、構造が粗いため毛細管現象が働きやすいので、
湿度の高い状態で多くの水分を吸収するのに適しているので、
服や・靴・もちろんお布団用の吸湿剤に適しています。
B型は、回りの湿度が低い時に、
自分が蓄えている水分を放出する性質を持っていますので、
干すだけで、簡単に繰り返し使えるようになります。
ですから、除湿シートのシリカゲルタイプは、
シリカゲルタイプBを使っております。
今日の一枚
うちのアイドル猫「マイ」
暖かいのか?モニターの上でお休み中。
まるで猫型webカメラ…
書いた人 長男