この時期のバス移動は、道路が混雑しているため時間の計算が出来ません。しかし車窓からの眺めは、普段乗らない分だけ新鮮でした。
銀閣寺方面は、観光客の方で混んでいましたが、哲学の道は、それ程でもありませんでした。桜の紅葉は終わっているため、見所と言えるものは有りませんが、深まりゆく秋が感じられる風情があります。
今日の哲学の道→
途中から、法然院へ行くため左に曲がって山手に入ります。
法然院は、参道の両脇にある「白砂壇」と呼ばれる盛り砂が有名で、特にこの時期、静かに秋を楽しむことが出来ます。
入り口→ 白砂壇→
境内です→
ここには、谷崎潤一郎さん等文人の墓もあります。
法然院を出て、左手に進み「安楽寺」に向かいます。安楽寺は、後鳥羽上皇から寵愛を受けていた「松虫姫・鈴虫姫」が出家したお寺で、そのため上皇から弾圧を受けた悲劇のお寺でもあります。余談ですが、松虫姫・鈴虫姫は、容姿端麗で教養も高かったようです。
このお寺は、受付に向かう石段に落ちた真っ赤な紅葉の写真でよく知られています。私もそれを見て一度入って見たいと思ったわけです。
今は、こんな様子です。
真っ赤な紅葉になるのは、12月に入ってからで、その頃は、写真を撮る方で一杯になるようです。境内は、ツツジやサツキが多く「5月の連休の頃はとても綺麗です」と係の方が話していました。
受付から境内→ 境内から受付→
境内はこんなです→
受付付近から石段下→
安楽寺を出て左手に進み、霊鑑寺(ここは、椿で有名です)の前の道を下りて、白川通りに出ます。
白川通りを渡り、真如堂東参道から真如堂に向かいます。この参道はかなり急勾配で、最後の石段を登った頃には息が切れそうです。ただ、そこから紅葉が目に飛び込んできますので直ぐに元気が出てきます。
こんなです→
真如堂は、特に紅葉の時期に人気がありますので、境内は人で一杯です。
境内の紅葉です→
そこを出て、隣にある金戒光明寺の境内を抜けて、丸太町通りに向かいました。
金戒光明寺の三門です→
岡崎道では、人気の洋食屋さん、うどん屋さんがあり、一度、食べようと思っていますが、何時も行列が出来ています。今日も並んでいました。
その隣の中華料理のお店で遅い昼食を済ませ、平安神宮を横切って川端通りまで直進。御池通に戻りました。
御池通のケヤキ並木は落葉が始まり、歩道には落ち葉が舞っていました。
今日の歩数は、14,200歩
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