今年の冬は寒く、雪が多いかも知れないと地元の方は心配している。
と、いうのも今年はカメムシが大量に発生し、そんな年の冬は寒くて雪が多いという言い伝えがあるからだ。
今年もあと二か月。
10月初旬の頃は、この北山杉の里でも真夏日を記録しいつまで夏が続くのかと話していたが、
ここ数日、朝の気温は10度を切り、深まりゆく秋を肌で感じる。
本日、事務所裏の北山杉林で枝打ち作業をされていた。
枝を打ったその後は太陽の陽射しが入り、周辺の木々は一気に輝きを増す。
生き物すべてに息吹を吹き込む瞬間だ。
北山杉の里に住む人たちにとってこれからの季節一番怖いのが雪害だ。
これもある意味自然との戦い。
人力は無力と分かっていても出来る限りの準備はしておかないといけない。
枝打ちも杉の事を考えれば枝を3m位残し、こまめに枝打ちをする方が品質の良い北山杉になるのだと職人さんは言った。
しかし、採算の事を考えると山主さんも多くは経費を掛けられないのが今の現状。
「冬が来る前に、雪が降るまでに、枝打ちをしておけば雪害対策にもなる」と職人さんは言う。
品質の良い北山杉をつくり、自然災害からも守ってやらねば・・・
北山杉を守る作業はいつまでも続く。
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