2013みちのく紀行 - 旅の終わりに 雪むすめ

子供の頃、時間の貯金はいっぱいだった。
使っても使っても、使い切れない時間を持っていた。
早く大人になって、宿題の無い世界に行きたかった。
自由に行きたいと思うところに行きたかった。



津田鮮魚店の後に案内してもらったのは、「雪むすめ」さん。
いつも女将がいる店専門で、ママのいる店にはほとんど縁が無いのだが東北の民話から名前を取ったいう「雪むすめ」さんは
とても気さくなお店。



お酒を飲みながら、こんなに写真を撮れるとは思わなかった。
旧友ともたくさん騒げて最高の夜。



３泊３日の旅もここでお終い。
翌日は松島に出ようと思っていたけども、仕事が入った。



最近は自分の歳もよく忘れるようになった。
長く生きてきたようで、あっと言う間の56年。
残された貯金が、あまり無いことを、旅に出ると実感する。
サラリーマン生活で、あまりにも時間の無駄遣いをしてしまったと思う。
人生知らないことだらけ、後、何年撮れるかな…
と、旅の終わりには、思うのですよ。

2013みちのく紀行、ながらくのお付き合いありがとうございました。
来年の冬も、またみちのくを巡るつもりです。

2013/7/6撮影 Nikon D800 35mm F1.4 DG HSM
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