久商野球部OB会 連絡ページ

久商野球部の更なる飛躍を期待して、OBの皆さん方が現役野球部に
エールを送ります。

エントモイズム注入です

2012-07-01 08:13:57 | OB会

いよいよ『福岡の夏』が始まります。

すでに各地でスタートしてる『夏への道』もあり・・・実力通り順当に勝ち上がってる高校もいれば、北では「優勝候補」、「田中まーくん」世代以上の実力があると云われていた『駒大苫小牧』が南北海道大会を前に敗退。

南では『沖縄水産』がまさかの初戦敗退・・・。一発勝負のトーナメントの怖さです。

久商も『春・九で福岡南部大会』を制覇し、この夏は追われる立場となる。

であるならば「俺たちはチャレンジャーだ!」な~んて下手に思わずに、「俺たちは福岡南部チャンピオンなんだ!どっからでもかかってこいや!堂々と迎え撃ちにしてやるぜぃ」ぐらいのプライドを持って戦って欲しい。

これは大好きなエントモさんの言葉です。


<夏に最後の大会となる選手たちへ・・・>
 
中学・高校・・・、この夏が最後の大会となる選手は全国に何人いるだろう。

この夏を最後に野球を離れる人もいると思う。

「最後は自分の納得する試合をしたい」 誰もがそう思う。

しかし、最後まで納得して引退していったものは一握りである。

高校野球で、負け知らずで引退するものは、全国で1校のみである。

しかし、敗戦しても「納得出来る負け」はあると思う。

全力を出しきって負ける。これはどうしようもない。

それが全力であると仮定すれば、その全力がそれまでにしか出来なかった2年半を悔いるべきで、その試合は悔いるべきではない。

終わってみて初めて一日一日の大切さを知る。

人間終わってから振りかえるのは得意である。
2年半後に振りかえるのではなく、一日一日の練習を振りかえれるチームは強い。

そんなチームが甲子園なり、中学であれば全国大会に行くことだろう。

野球には失敗がつきものだ。失敗は経験。悪いことではない。

野球は失敗を重ねる競技である。野手であれば7割凡退しても好打者と評価される。

守っていてエラーをする。その後が大切だ。

人間完璧は無い。人間のやる事にミスはつきものである。

それを分かっていながら、投手は野手のミスを心の中で許せない。

人のミスを自分のプレーで補ってやる。すると、いつか自分の窮地に人は助けてくれる。

エラーした選手は、心の中で恥じている。誰かが手を差し伸べるだけでその選手は救われる。

その救われた選手は、次に大きな恩返しをしてくれる。

しかし、手を差し出さないチームは、その選手は死んでしまうしその次も無い。 野球はそんなもの。
 
最後の夏を迎えたチームに必ず言う言葉。

「選手は試合を読むな!読むのは監督の仕事だ。選手は自分たちに出来る目先のプレーに徹しよ」
勝っているチームは、「勝てる・いける」と思った時点で負けへの道を進んでいる。
負けてるチームは、「やばい・追いつけない」と思った時点で、負け確定である。
試合を第三者的立場で考えるのではなく、そのプレー(目の前のプレー)を大事にしていけばよい。 野球は精神的なゲームである。

感情を押し殺し、普段のプレーをそのまま出す事に徹すれば道は開ける。

野球に神様は必ずいる。

普段の練習からまじめに努力し頑張った選手には、最後に微笑む。

不真面目に野球をしてきて、「最後の夏に力を・・」は都合が良い。

自分を信じろ。今までやってきたことを信じよう。
 
「納得」
 
甲子園に出て一回戦で負けて納得して幕をおろすのも、地区大会一回戦で負けて幕をおろすのも自分に納得出来るプレーが出来たなら、 同じ「納得」である。

今回、ひと区切りとなる選手達には、そういった試合になるよう祈る。

最後のアウトを取られ負けを確定してから泣け。

アウトを宣告され、ゲームセットまで全力で闘おう。最後までもがけ。

その仲間達は一生の宝となる。   作成 エントモ


最幸の仲間と最幸の宝を探しに行こう。

【今日の一枚】

久商OBチームが誇るセンターライン、攻守の要です。・・・失礼。“好酒”の要でした。


 

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。