1915年(大正4年)第1回全国中等学校優勝野球大会(現在の甲子園大会)の福岡県代表は、久商野球部なのです。そして第2回は同じく久留米の明善高校が出場しています。
その後、久商野球部は第1回大会から40年以上甲子園から遠ざかった後に見事に復活。1957年(昭和32年)春にベスト4、1962年(昭和37年)夏の選手権には惜しいところで優勝を逃しています。あの初の春・夏連覇を達成した作新学院に夏の決勝戦で0対1と惜敗しましたが準優勝を果しています。その時のエースは後に駒大から中日ドラゴンズに入団し1971年に12勝を挙げ、オールスターゲームにも初出場した現在スポーツショップ サン・イトウを経営の伊藤久敏さんです。
1983年(昭和58年)夏にベスト4入りした後、1985年(昭和60年)夏の2勝(3回戦進出)を最後に甲子園出場が途絶えていますが、1994年(平成6年)に福岡県大会出場、2000年(平成12年)に八谷監督就任後2005年(平成17年)から3年連続福岡県大会出場しており確実に力をつけています。県大会常連校になれば必ずチャンスが来ます。
皆で応援しましょう!
ちなみに久商野球部は春5回、夏4回の通算9回甲子園出場しています。後輩のみなさん頑張ってください!
88回 山下