KANZAKI'S WALK

real play records から神崎ひさあきの報告

近頃の仲間 其の5

2008-04-22 03:36:14 | Weblog
一昨日は、旧友と久しぶりにレコーディングした。
その旧友とは、僕が最も好きなプレイヤーの一人の入江宏だ。

彼の創り出すドライブ感は、言葉では表現出来ません。細かい事なしにざっくりと止まらない音楽を表現するその姿勢は、どんどん境界線を越えて行く。(例えば、一緒に演奏中、鍵盤がないところを指が空を叩いていていたのを見た事がある。クレイジー。)

言葉を選ばず、感性だけで話が出来る数少ない友人で、
僕が、闇を彷徨っていた時期も的確な意見を言ってくれ、嘘か真か、神崎は、最高だよと元気づけられ救われた事も幾度もある。
何年経ってもそのスタンスは、変わってないし、僕が最も影響を受けたプレイヤーの一人だという事も今だ変わらない、近頃の仲間だ。

神崎on the roadの初期のメンバーだが、多分、二十歳になろうとしていた頃、初めて彼の演奏を聴いて、一緒に演りたいと思った事も間違いなかったと新めて思える。

いつの日にか、彼のソロ・ピアノをプロデュースしたいと思うのだ。





KANZAKI




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7 コメント

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入江氏の事 (松本)
2008-04-25 23:13:43
神崎様
入江宏さんのお名前久々に聞きうれしくなり、
僭越ながらコメントさせて頂きます。オン・ザ。ロードのアルバムでもファンキーなピアノを聞かせてくれてました。サンバ・デ・クリークは入江さんの曲でしたよね。スピード感溢れるシャッフル・ビートの曲でした。今でもしょっちゅう聴いています。ご活躍をお祈りしています。
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松本様 (KANZAKI)
2008-04-27 02:10:43
<samba de creek=入江のサンバ>は、彼の曲です。確か、僕が強引にタイトルをつけたと記憶があります。
その昔、ロンドンのクラブ・シーンでもよく使われていたとか聞いています。
最近では、<INORI>のsoloは、彼です。
今回は、jazzのスタンダード曲のバッキングとアレンジで参加してもらってますが、その他にも、彼のsoloをレコーディングした未発表の曲もあります。機を見て、リリースしたいと思ってます。
楽しみにお待ち下さい。







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sorry! (kANZAKI)
2008-04-27 12:28:58
文字が抜けていました。

最近では、<INORI>のsoloは、彼です。
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inori (松本)
2008-04-29 12:42:13
神崎様

お返事有難うございます。
神崎さんとメールを通じてお話出来るなんて、
ありがたい事です。ローカルな話で申し分けないですが。神戸、三宮のチキンジョージがリニューアル・オープンします。チキンではオン・ザ・ロードのライヴ
2回行かせてもらいました。その時頂いたサインは今でも大切にしています。INORIでのピアノも入江さんでしたか、神崎さんのソプラノも心に染みます。
CD発売心待ちにしています。
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入江くんの演奏 (YONE)
2008-10-25 14:36:34
久しぶりというのもはばかられるほど長い間聴いてなかった『オープン・マイ・ロード』や『リトル・ロード・ギャング』をレコード棚から取り出して、その後で神崎さんのblog記事に半年遅れでたどり着きました。入江くんの参加している未発表音源、機会があったらぜひ聴いてみたいと思います。
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YONE様 (KANZAKI)
2008-10-26 08:29:52
はじめまして。

少し遅れてますが、間もなくリリース予定のアルバムに演奏で1曲、アレンジで1曲参加してもらってます。あとデモテープで2曲暖めているのですが、いい状況が揃ったら是非リリースしたいと思っています。

blogにも書いてますが、彼のスタイルは、全くブレず、以前と変わりません。素晴らしいです。

これからも時々、神崎on the roadを聴いて下さいね。

KANZAKI
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KANZAKI様 (YONE)
2008-10-26 16:34:55
ご返事いただき恐縮です。
四半世紀の(!)時間を思うと、去来するもの少なからずです。
近々21世紀の神崎on the roadを聴きに行きます。
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