KANZAKI'S WALK

real play records から神崎ひさあきの報告

KANZAKI in Temecula-3

2011-08-06 13:41:00 | Temecula Days

KANZAKI in Temecula

<続き>です。

メルマガを読んでもらっている方々には、僕の<sweeper>を聴いてもらえたと思いますが、いつか自分の曲を全米でオン・エアーさせるという’80から夢見た事は、何とか実現出来た僕でも、まさかローカルとはいえ、西海岸で自分の声がオン・エアーされるとは思いもしない。しかし、こうやって西海岸でサポートしてくれる人達が徐々に増えて来てくれている事に感謝したい。

そして演奏当日...

朝帰りしても毎日のraraとの散歩で遅くとも朝7:00に起きる習慣なのでこの日も早々と苦無く起き支度し午前中の当日リハがある会場へ向かったわけだが、僕が一番心配だったのは、もともとアメリカ軍の家族の為のdonationの目的もあるこのコンサートはステージにアメリカ国旗がたなびいている。そこに日本国旗を持ち込んでステージに掲げてもらい、今回の大震災の義援金を募ってもらうという事が無礼にならないかだった。プロデューサーのマイケル・パウロには、あらかじめ募金の話はしていたが、国旗の話は切り出せなかった。当日思い切って話すると快くステージの中央に掲げてくれた。そして、僕は、心を込めて<INORI>を演奏する事が出来たのである。

当日のメンバーは、Gregg Karukas(key),Fred Scbreuders(g), Andrew Ford(b),Land Richards(ds),そしてMichael Paulo(sax)

パウロは、ステージには出るが、ほとんどリハなしでやるので毎回あまり演奏せず、全曲bandの指揮の方にまわって僕の背後で演奏し易い方向にしてくれている。ランドや他の殆ど他のメンバーも長い付き合いで僕の事は熟知している仲間ばかりである。こうやって皆に支えられKANZAKIのステージは毎回楽しいものとなって行くのである。

震災があった直後は、今回の出演に色々と迷ったが、今回の出演は、アメリカ人の善意、もっと広く人間のもつ善意というものを直接現場で肌であらためて感じられ、僕をより成長させてくれた。

そして、アメリカ人の善意によって募られた義援金$3.600は、建築家、安藤忠雄氏と直接話をする機会に恵まれ、「もも・かき育英会」に募金させて頂きました。

       

                         < thank you letter and book from Mr.TADAO ANDO>

この募金活動の機会を与えてくれたTemecula Wine and Music Festival と支えてくれた日本の皆さん、スタッフに感謝します。

KANZAKI

 

 

 

 


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