昨日からサンディエゴから車で約一時間弱のテメキュラのこのホテルに滞在しています。
アメリカ西海岸の友人達と一年振りの再会を次々にして楽しんでいますが、今日は、夜の会食までホテルにこもり楽譜、リードのチェック等をしてます。
リハーサルは、開演直前の音合わせ程度のアメリカン・スタイル。オリジナルばかりやる予定で、日本では考えられない毎回のこのやり方ですが、
緊張感はバツグンです。しかし、一番困るのは、日本でチェックしていったリードがこちらでは乾いて、全然ダメなのがあるのです。このチェックが一番気を使う。楽器のバランスが悪くなっていたら、L.Aに行かないといけないですが、そんな時間はありません。故に、最後に残るのは気持ちだけです。
昨夜のミーティングで日本に向けての<INORI>をやる事になりました。こちらのアメリカ人は全て、会えば最初に今回の原発、地震の事を訊いて心配してくれてます。
今回、義援金も集めてくれる事になりました。出演者で日本人は、僕一人ですが、オリジナル<INORI>で日本に向けてprayしてくれるそんな現場をつくってくれる
Temecula Wine and Music Festival に心から感謝します。
KANZAKI