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今年は、2度目のソウル市。欧米とはひと味違った楽しい旅行である。
細かいインフラは、日本より整っている部分もあり、経済がよくないと言っても、’80の日本の素朴さとパワーを感じる。
少なくとも、僕がここで接した人々は、はっきりものを言うが、大変優しく、(サウンドで判断)韓国語を全く知らない僕でも楽しめ、多くの知人も出来た。言葉が分からない故に,言葉のない音楽をやる者にとっては、人々との触れ合いに新しい発見もあるのだ。何と言っても近いし、物価も安い。羽田から出発すれば、出国手続きの時間を少々がまんするだけで、国内旅行と余り変わらない。
今回は、伝統を感じようとThe Shiela Seoulを4日間予約で行ったが、2泊目でキャンセルし、前回ステイした杉本貴志氏がデザインをやりまくっているあのパワーをとPark Hyatt Souelに変えた。
特に地下のBAR"The Timber House"は、杉本氏の容赦のない仕事で、そのフィールは、見事にソウルという都市にマッチし、包みこんでいる。それを感じるだけでも元気になれる。
今回は、ゆっくりと美術館周りもした(たまたま友人のチフーリの展覧会にも出くわしタイミングも最高だった。)が、結局、この国の持つ人間のパワーを感じに行っているのが主かもしれない。
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