And the wind began to howl.
強風が吹き出して雨戸を揺すっています。
最強寒波が来ているらしいです。
大きな災害になりませんように祈ります。
はい。
年末年始究極ハッピーストーリー
「かさじぞう」のことの続きね。
先日のブログをお読みくださった方が
コメントをくださいました
(武田明美さんです)。
“日本の古いお話には哀しみを含むものが多いように思います。”
“同時に音楽も邦楽はマイナーなものが多い”。
“庶民の厳しかった生活というのが根底にあるのかも知れないと思っています。”
“「癒し」ということとの繋りがあるようにも思います。”
“人は心の底から共感して涙を流しながら癒されていくものなのではないか?”
わたしも共感。
悲しい昔話は、癒されるために必要とされていたのかもしれませんね。
映画やお芝居を観たり
お話や音楽を聴いて
さめざめと泣けたとき
胸のつかえが取れたように
生まれ変わったように感じることってありますね。
逆に
悲しみを強く感じすぎて苦手なおはなしって、ありませんか?
わたしには、あります。
語り伝えの昔話には、そこまで強くかなしみに訴えるものは無いように思うけれど
創作されたものや、
民話を脚色した作品には、あります。
いくつか。
泣いて、沈んだまま、昇華されず、浮上できなくなる作品がある。
個人的に、それは危険なおはなしなので、めったに近づきません。
和のマイナー音階は大好きですよ。
魂に響いていく。
明るいおはなしはもっと好き。
涙を笑いに転換するのも、生活の知恵。
年齢をかさねて、
生活を重ねてきたとき、
「かさじぞう」のおばあさんはすごい。
と、思うようになりました。
お正月の準備、女の人は家のことを頑張りますよね。
お年越しのために、食材を揃えて、おせち作りや
お雑煮の準備。
できる範囲で、であっても、
我が家のお正月はこれという慣わしは崩したくない。
いちばん豪華なテーブルにしたいなんて、思いませんか?
一緒に暮らすパートナーにも当然そう思って欲しいです。
以前のわたくしです。
これが、ままならない。
じいがなーんも買ってこんで
お年越しがちゃんとできないのって、
とても残念なことでしょ。
それで前回の見出し画像を
お雑煮にしたんです。
でも
ばあは、
そんなことには
こだわらない!
ばあの一大事は、
お地蔵さまが雪を被っていることだった!
じいとおんなじ。
年の瀬に、だれかが寒い思いをしていることが
一大事。
自分たちに出来ることをして
なんとか助けなければならない。
【ギフト】ですねん。
じいと、ばあが、思いをひとつにして、
年の瀬におくった【ギフト】なのですよ。
大事な、大事な、ことでした。
また長くなってしまったので、次回です!
今回の見出し画像は
レモンカフェさんに飾られていたキャンドルの渦巻きでした。スベテハツナガッテイル。