絵本とおはなしと子ども英語♪ゆったり・まったり・ドキドキしよ♪

「昔むかしあるところに」今ではない此処ではない別の世界へ。
わくわくするお話の中に入って、自由に心をひろげてみない?

Fine On The Outside

2014年07月26日 | 映画
心かよい合った二人の少女の物語を観てきました。

冒頭から、私は自分が嫌いだとつぶやく頑なな、つらそうな女の子。
いったい何が、あったのか?
娘を心配する愛情深い母親、その悩みも痛いほどに観ていてわかってしまう。
かつては無邪気に愛されていた娘はいま、それを振り払いたい。
いつかの自分かも知れないし、

現在そこにも居そうな子…と母親。

行き詰まった両者が求めた解決の糸口は、ゆたかな自然と

大人の事情に縛られていない、大地に足をついたおとなの見守る眼。

少しずつ、癒されていく。。。

心の内にいるもう一人の自分と語りあいながら?
愛するひとに愛されないかもしれない不安とも戦いながら?
求める子から、与える自立にすすむ、ひとあし、ひとあし。
心が、触れ合う、それを確かめたら、

強くなった。

何だか、この年は
関わる物語に共通点があって不思議です。

小さな仕立屋さんのロタと、王様の家来の恋の成就。

“Frozen”エルサとアナ、
(ハンス王子はダメダメだったけど、)
舞踏会、パーティ、華やかな「外」の世界、

でも近づけない苦しみ。

閉じこめられた子どもの屈折した気持ちは、
釧路のアンナと、マーニーがとても丁寧に表現してくれていました。

終わりには、あなたは一人じゃない、と満ち干く潮と時のの流れが教えてくれるような深みがありました。

ああ、もう一度、観たいです。
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