号令をかけたり笛を吹いたりして静かにさせるのは
おはなし会などには全くそぐいません。
気ままに、好きにしていていいのが基本。
おはなしや詩には人をひきつける力が絶対にあると思っています。
好奇心や成長欲求の強い、ちいさい人ほど、純粋にそうだと思います。
良いもの、滋養になるものを本能で知っているんだと思います。
楽しければ聞く。嗅ぎ分ける力を私はリスペクトしています。号令や叱りつけて静かにさせるのは天賦の才に対して失礼だし
そんなに思い上がりたくありません。
聞く態勢にならない子もいるけれど聞いた方が絶対に得。
ふざけていた子もある瞬間からまんまるの視線で追いかけてきますし
悪ガキ君も絵から文字にまで知りたい欲求をぐいっと伸ばしてきたりします。
おはなしは丸ごとのコミュニケーション。
学びは限りなく、幾つになっても尽きないんですよ。