週の始まり、月曜の朝のおはなし会。
元気な4年生のクラスに行きました。
この年令の人にこの季節、ぜひ聞いてほしいのがグリムの「ラプンツェル」。
ディズニー映画になりましたから、知られているかもしれませんね。
だからこそ、もとのグリムのままの、
ドイツの伝承・民話のままの「ラプンツェル」を
心が柔らかに伸びていく若芽の人たちに聞いてほしいと、思っています。
40人の児童たちが、グッとのめり込んで
ハッピーエンドのラストには溶けるように安堵するのが伝わりました。
ああよかった。しっかり準備しておいて。
何より、大人の、若い担任の先生がお話のラストで、
弾ける笑顔を見せてくださったのが、嬉しいですね!
このお話にでてくる魔女の庭。
美しい花や珍しい薬草でいっぱいの庭が6月に似合うと思います。庭の魅力が物語の始まり。
窓から見えるその庭に、生えている瑞々しい「チシャ」が強い魅力で女性を誘ったこと
愛する人を守ろうとして夫が危険をおかしたこと。
それを印象づける「チシャ」。
美味しいサンドイッチの鮮やかな彩りのなかに
それがあるんですよ。
絵本も楽しんで、心から
美味しそう! 食べたい! と
私も一緒に感じて、週初めに生命力を養いました。
こちらは、紫陽花の庭を覗き見て心惹かれる、の図。