絵本とおはなしと子ども英語♪ゆったり・まったり・ドキドキしよ♪

「昔むかしあるところに」今ではない此処ではない別の世界へ。
わくわくするお話の中に入って、自由に心をひろげてみない?

“Somebody is somewhere around here.” 「なにか、いるらしいぞ」

2017年07月22日 | 英語教室
"THE STAIR-GOBLIN BOY"
『かいだんこぞう』



ラボ教育センター 刊


 サマーキャンプが目前です。石井パーティのこどもたちはキャンプテーマの『こつばめチュチュ』を一通りうごき終えました。

あとはキャンプで自然に囲まれて、全国から集う仲間たちと、思い切り楽しみましょう! おはなしが新たな生命を吹き込まれ、めくるめく展開があることでしょう。

同じSK8シリーズの中に『かいだんこぞう』があります。英語では”Stair-Goblin Boy”、転校生たけちゃんが妖怪に出会って友情を築くお話です。ある子はこのお話の印象を「ゲゲゲの鬼太郎みたい」と言います。

ゲゲゲの鬼太郎を知っているんですね?まさにこのライブラリー、この時代の怖い妖怪劇画の雰囲気があります。

こどもに向けて優しい目で作られている点でも共通点があるかもしれません。そう、妖怪ウオッチではないんですね?

 夏は、子どもたちが「異界」と出会う季節です。日常から離れ、ぜひ冒険に出て違う自分と出会って欲しいと思います。キャンプや国際交流は、殻やら枠やらを破って取っ払って価値観を広げる絶好の機会であり、一生の友人に出会うチャンスなんですよ。

『かいだんこぞう』のラストで、主人公たけちゃんは夏休みが終わり、こんなことを考えます。
“I wonder if it’s all right to feed him so much? I hope it won’t cause trouble”
Someday, he plans to ask his teacher.
「こんなに、あしおとをたべさせてよいのかなあ。へんなことにならないかなあ」
そのうち、せんせいにきいてみようとおもっています。

 こどもの交友はいつも不安と隣り合わせ。おとなは寄り添って、こんな問いに答えてあげる存在でいなくてはなりませんね。こどもの冒険には、おとなの見守る目が必要なんです。

さあ、勇気と優しさを胸に、夏活動へ飛び出そう!
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 朝のおはなし会のラプンツェル | トップ | 物語の中に入る英語教室だよ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

英語教室」カテゴリの最新記事