ふたりはともだち

俳優　高倉 健さんが亡くなりました。

人が人を想うということが、いかに美しいか
これほど美しいものは、ない。

…と、語っておられる映像が放送されていました。
人を想って、健さんは、心を込めたお手紙を書いておられました。
私が観た映画は数少ないですが、圧倒的な存在感の俳優さん。
生き方がそのまま、演技に現われていたのでしょうね。

アーノルド・ローベルの「がまくんと かえるくん」シリーズの一冊「ふたりは ともだち」を、
ラボ英語教室で、次のひと月のテーマにします。
仲良しの、がまがえるくん＆かえるくんが心を通わせる様子が、絶妙で愉快です。
「想う」ってことがやはり、じわじわと伝わるのです。
今年の早春のころから、読み聞かせたら１年生がお気に入りになりました。
とくに最初の ”はるが きた” は何度も繰り返し読みましたね。
この秋、ステージ発表会を観に行ったら、幼児〜小学生６名が表現する「ふたりは ともだち」に出会って
また面白くなり、こんど気に入ったのは５年生。
自分たちもやりたいと。
１年生は、
「学校の教科書に、"おてがみ" があった」と喜んでいました。

友だちのことを、想う。
そういう体験を、このお話と一緒に、仲間と一緒に分け合いたいと、
期待するクリスマス月間です。
何だかあったかい、いいな、って感じてほしいです。