so far, not so bad

"unselfconsciousness"

読書メモ2021:その8

2021-08-21 18:36:45 | 

今年読んだ本のメモ、八つ目。

幸いなことにCOVID-19には感染していない。そんでもってつい先日ワクチン接種をした。2回目。接種した7~80%が37.5度以上の熱が出るワクチンって何だろう。でも今の有効な防衛策はこれくらいしかない。肺炎の辛さとは比べ物にならないとは思うが、38.9度まで上がった。ふぅ。一度だけノーシン(アセトアミノフェンが主成分)を飲んだくらいで、次の日には平熱に戻った。ふぅ。自宅療養体験者の記事や手記などを読むと、あんなん絶対嫌だと思う。今後とも気を付けよう。


さて。

37. すべては死にゆく /ローレンス・ブロック(著), 田口俊樹(訳)
米国出張の際に見始めた「Law and Order」、今は亡きDlifeであっていたクリミナルマインドなどの米国の犯罪ドラマは何と言ったらいいか、しばらく見ていたがそのうち気が滅入ってきて見るのをやめた。犯罪が"えげつない"のだ。
この本もその流れと同調しているのかと思う。とはいえ次が最後。おしまいまで見届けたい。

38. 夏への扉[新訳版]  /ロバート・A・ハインライン (著), 小尾芙佐 (訳)
余り宣伝されていないようなのだが、今夏、山﨑賢人が主役で日本映画として公開されている。というのを知ったので読んでみた。1956年に出版された作品で、1970年と2000年が登場する。1950年代に描かれた2000年。今から振り返る20年前と違っているのは当たり前だけど、違う世界の事を読んでいるようで違和感は否めない。物語にも旬がある。

39. マスカレード・ホテル /東野圭吾(著)
舞台がホテルということで、中盤、二、三のらしいエピソードを挟もうとしたのだと思うのだけど、小説としては何となく散漫になっている感じを受けた。これがテレビの連続ドラマだったらすんなり受け入れられる、というか複数の登場人物のエピソードを挟んでいくのは常套手段。映像化された作品(映像化前提の作品?)の多い作家ならではなのか。

40. ルパンの消息 /横山秀夫(著)
横山作品の初期の物を幾つか読んでみる事にした。まずは処女作から。こなれていない印象。今までは「クライマーズ・ハイ」以降の長編を主に読んでいたので、そうか、最初からではなかったのか、という印象。

41. 真相 /横山秀夫(著)
同様に初期の物。うーん。いまいち。同調できない感じ。

42. 看守眼 /横山秀夫(著)
40、41と比べて、この間一体何があった?というくらいの違いがある。面白さ倍増。(出版年だけ比べると「真相」と「看守眼」は1年も違わないんですけどね。好みの問題なのかな。)


これで、2020年に読んだ本の数と並んだ。
という事で。



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