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星空撮影 北斗七星

2022年04月03日 | カメラ・ビデオ関連
今日4月2日土曜日、昨夜同様今夜も全国的に冷え込む寒い夜になっています。(低気圧通過後に強風とともに冷たい空気の流入して気温低下)温暖な岡山市でも昨夜などは3度ほどの、冬の最低気温になっていました。明日の朝も同じ予報になっています。

強風も落ち着き雲の吹き払われた夜の空には、また多くの星星が見えるようになっています。それならば!とちょっと三脚とカメラを外に持ち出して撮影してみました。

 Pentax K-5  +  Pentax M 28mm f 2.8  
+ GPS unit Astro-Tracer(簡易星追尾)

玄関を出たところ、ほぼ真上に北斗七星が横たわっていたので・・・

 
  (画像をクリックで拡大写真へ)

  ISO1600  f4    30秒露光  JPEG 一枚 (合成なし) ノートリミング

・・・・で、ふと「実際に見上げた時に見えている北斗七星」と「デジタルカメラがセンサーで捉えた星の光の星空」がいつもずいぶん異なるので、今回は、

 <Photoshopで出来るだけ実際に見た目に近い北斗七星>と、<調整したデジタル写真の北斗七星>をならべて眺めてみることにしました。

・・・とはいえ、岡山市街地で見上げた先の北斗七星は、上の写真よりもさらに星の光が弱く、ぎりぎりひしゃくの形にみえるかな、というのが実際の見え方です。調整してもやはりデジタルカメラが捉えた星の光は、見た目よりはずいぶんたくさんなのだなあ、と思いました。

他方、30秒間の露光でカメラのセンサーが感知できた北斗七星(周辺)の星々の様子が下の写真です。

 
  (画像をクリックで拡大写真へ)

実際に目では見えない星の光があまりに多すぎて、この写真では<ひしゃくの形になる7つの星の光>が、どれがどれだかよくわからないくらいです。

同じ写真を四枚撮影し、それらを合成=重ね合わせることで、明るいものはよりくっきりと明るくなり、星の間の暗いところのランダムなノイズはお互いを覆ってくれて、写真全体にコントラストの高い、きれいな星空になりますが、上の写真は、「 JPEGモードで撮影した一枚だけの写真で、切り取り・トリミングをしていないカット 」になっています。

もう4月になったというのに、冬の季節のような夜の寒さですが、でもこのあとは、次第に気温も上がり再び春めいてくる予報になっているようです。

凍てつくような真冬とちがって、春には空気中に水分も増えて、夜空の透明度がどうしても下がる夜が多くなりますが、・・・・でも、夜中にカメラで撮影している時に凍えなくてすみそうですね。

  
   (画像をクリックで拡大写真へ)

上の写真は、ノートリミング28mm画角で、左上に北斗七星のひしゃくの<持ち手>部分が写っていて、その先、画面右端に明るい<アルクトゥルス>が写っています。(JPEG 一枚)


実際に目にはこの間に、あまり星が見えてはいないのですが、写真撮影してみると、やはり多くの星々が写っていますね。

天体望遠鏡は持っていないので、手持ちのカメラでこうして撮影して、それを部屋に持ち込んでPCディスプレイで、今の星空の様子を眺めて楽しむ・・・というようなことをしています。












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