週末の昼過ぎ、シャックでIC-7000のダイヤルを回してみると入感信号が! あれ、今日は国内信号が伝播しているのかな?と思ってワッチしてみると、この21MHzSSB信号はサイパンからの日本人オペレーターによるCQでした。
ひどくは無いものの一定量のバンドノイズの上に復調音が聞こえてくるのですが、当局のビニール線アンテナに入感している信号強度ではちょっと弱々しい強度です。すべて間違いなく了解できる復調音です。途中で信号が落ち込んで了解できなくなるようなQSBはありません。その意味では安定した伝播です。・・・が、無線機のSメーターも瞬間ピークで4か3の信号強度だと言っています。
JA国内からのコールの信号はほぼスキップで入感ゼロです。途中マニラ・フィリピンのOMがコールして始まったQSOでは、双方の信号を了解することができましたが、どちらの方向からの信号も同じような入感強度で、いままでの経験上「悪くは無いが、あまり良くないコンディションだなあ」という印象を持ちました。
この一週間、10日間ほど毎日太平洋上には高い臨界周波数で広い範囲に電離層が広がっているのを画像情報で確認しているのですが、それに対してどうしても日本列島周辺の電離層がなかなか発達してくれていない状況です。
( 土曜日11日昼過ぎの様子・・・いつもよりは低調な今日のコンディション )
きっと瞬間的にポーンとパスの通るようなこともきっとあるはずなのですが、個人的にはここ最近ほとんどそのようなタイミングで無線機のダイヤルを回すことができていません。
車に無線機とアンテナを、とりあえず装備できたので、常置場所だけではなく出先でちょっとバンドチェックが出来るようになってきていますから(まだ取り付け無線システム全体のセットアップ途中)、ダイヤルを回す機会が増えると思うので、ちょうどいいタイミングでHF電波を捉える可能性は少し大きくなるかなあと期待しています。
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