18MHzモノバンド・モービルホイップアンテナが見つかったので、夕暮れの中(・・というよりもうすっかり夜の雰囲気)、二本揃ったモービルAntを使って垂直ダイポールを仮設し、その様子を見てみました。
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コイルの入った製品モービルアンテナのエレメントを上下に取り付けて、同軸をアンテナチューナーに挿し、アナライザーを見ながら調整してみます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/82/d78121347386329fc94835ad13a9ba79.jpg)
現在は仮組みの実験として、垂直ダイポールは給電点2mほどの高さに取り付けた状態で様子を見ているのですが、まわりの建物やアンテナのすぐ下で動き回っている当の本人、同軸ケーブルの取り回し・・・などなどで、アンテナの状態がめまぐるしく変化します(^-^;)。
チューナーやアナライザーに触っているかいないか、でもアンテナ状況が変化してしまいました。これはGoundが必要と・・・チューナー裏側にあるアースGoundの蝶ネジに、10m長のビニール線を取り付けて地面に下ろしたり、単管パイプに巻きつけてみたり、窓の手すりに乗せてみたりしてみました。これによって、垂直ダイポールアンテナの状態は、作業中の本人の身体に反応して干渉を受けることがなくなりました。
ともあれ、5m長の足場(単管)パイプの先に2mほどの細いパイプを取り付けた地点、およそ7mの高さに給電点が上がった時には、今夜の作業、この仮設の高さ、状況で行った調整はすべて意味をなさなくなりそうです・・・きっと。
最終的な調整は、アンテナを上げたり下げたりを繰り返して調整幅を少しずつ狭めていくことになりそうです。これはなかなか単純な反復作業でちょっと大変そうです。
でも、これでシャック内の同軸切り替え器をパチンとひねるだけで、21MHzバンドにくわえて18MHzバンドにもアクセスできるようになります。鼻先のにんじんにかぶり付こうと馬力ブースターをONにして作業することにします(^-^;)。
ちなみに、明日は雨の予報なので今夜のうちに取りあえず片付けてしまいますが、防水対策をして常設アンテナとして利用できるようにさらに仕上げていこうと思っています。
( 接続しただけの今夜の段階で、アンテナ直下のチューナーからシャック内の無線機まではインピーダンス50Ω前後で、室内のチューナーをスルーさせた状態で18MHzバンドの送受信が可能になりました。 21MHzダイポールは元々アンテナそのものの調整が取れているので、2バンド切り替えながらのアクセスが可能です。 モービル垂直DPを21MHzに調整すると、21MHzバンドで「逆V型DP」と「垂直DP」の実験送受信も可能になります。)
まだ先の話ですが、同じモービルアンテナ利用のダイポールで、「V型DP」にしてみたり「水平ロータリーDP」にしてみたり、とそれぞれのアンテナ特性を実際に体感できたら面白いだろうなあと思っています。
また、釣り竿の先から引っ張ったビニール線を使った、垂直アンテナとの比較もこの先楽しめそうです。
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