今日は部屋に持ち込んでいた50W無線機IC-706Mk2を車に載せて、通勤途中にダイヤルを回してみました。
するとつい先日も常置場所から交信した1エリア・横浜市の固定局からの信号が強力に入感していたので、目的地に車が到着したところでアンテナを21MHzから7MHzバンド用のホイップアンテナに付け替えて、さっそくコールしてみました。
常置場所での運用とは手ごたえが違って、出力を25Wに設定してのコールでも一発応答を得ることが出来ました(コールが重なっている様子はありませんでしたので)。レポートによるとQSBがあって時々厳しくなるもののピークで「59」のレポートをいただきました。
それでも順調にコールサインとレポート交換、カード交換の約束が終わって、まだ交信が可能のようなので、僕の方のIC-706Mk2の出力を変化させた場合のレポートを横浜市の無線局にお願いしてみました。
上下からの信号の「かぶり」とQSBを伴う状況の中、10W出力で送信してみました。「どうぞ」・・・・・・(あれっ、送信終了したのが伝わらない!)、それで急遽出力を50Wにして送信しなおして、出力を上げたことを伝えてあらためて「どうぞ」と送信を終えました。
即座に「了解です。ピークで59オーバー、10dbまでSメーターがふれています。」と応答を得ました。良かった(^-^)。 その後のレポートによると10Wでの送信では何も聞き取ることが出来なかったとのことでした。その後は「ご苦労をおかけしてしまったお詫びに」50Wの出力で交信をさせてもらいました(^-^;)。
10Wは了解できなくて、25Wはピークでかろうじて59、50W出力ならば安定した59オーバーの強い信号になる・・・と、まるで絵に描いたようなレポートをいただくことになりました。
初めての交信はIC-703・10Wで、僕からの信号を辛抱強く聞き取っていただいたUYR局です。その後はIC-706Mk2・50Wながら常置場所のアンテナシステムはあまり効率がよくないようで、これも決して楽な交信にはならなっていませんでした。 それが今日は車に搭載したIC-706Mk2・50W送信で、やっと相手無線局にご苦労をおかけしない交信をすることが出来ました。
今日は、そんなこともあって10分弱のプチプチ・ラグチューになりました。車に搭載したIC-706Mk2は、50Wのフルパワーを断続的に送信しながら、最後まで電源も落ちることなく、不都合な症状が発生することもなく、プチ・ラグチューの交信を最後までしっかり支えてくれました。
次第次第に、モバイル・ステーションでのIC-706Mk2フルパワー運用に信頼を持つことが出来るようになってきています。 どうやらこれで7MHzモノバンド・ホイップ・ボンネット基台利用ではOKかもしれません。
まだ他の周波数帯のモノバンドホイップアンテナがあります。アンテナ基台も「ボンネット基台」と「車ルーフ後部のアンテナ基台」の二つがあります。それぞれアースの状況が違うと思いますし、無線機までの同軸ケーブルの長さも異なります。一通り、「アンテナ」*「基台」の組み合わせで、一通り50Wフルパワーでの運用が可能かどうか、今後も送受信実験を重ねて確認してみることにします。
「5Wから50W様々な送信出力設定」での変化に富んだ運用を楽しむのは、アンテナと基台の組み合わせで、一通り50Wフルパワー運用が可能であることが確認して終わってからの楽しみとしておきます(^-^)。
その後、やはり1エリアの信号を捕えることが出来たのでコールしてみることにしました。このケースでは最初から出力はフルパワー50W設定です。かなり激しい上下からの信号の「かぶり」で、内容を聞き取るのが難しい信号でした。しかも今回はかなり信号の浮き沈みがあって、落ち込んだところでは了解できません。話の前後があるので予想するしかないほどのQSBです。 もし交信が始まっても内容を聞き取れなくてあきらめる場合もありそう!と覚悟を決めて、 デミオの車内からIC-706Mk2フルパワーでコールしてみました。
なんと一発で応答がありました。こちらからの信号も、信号そのものはしっかり届いているようでした。ただ交信内容を捉えるのはこちら同様、1エリアでも厳しいとのことでした。 それでも最後まで交信することが出来、無事交信成立しました。
いやあ!!いけてる、いけてる!(^-^) デミオに取り付けたホイップアンテナと無線機IC-706Mk2のフルパワーは、むりかなあと思う場面でも交信成立を実現してくれる稼働状況にあることが確認できました(^-^)。 いままでの、常置場所でIC-703・10Wでの7MHzバンドの交信で、「これはむり」と判断できるケースでの交信が実現しています。 うーん、ぽつりぽつりと作ってきたモービルステーションは、僕の今までの経験を超えた運用・稼働能力があるように感じました。とてもうれしい瞬間でした(^-^)/。
・・・で、帰宅して再び無線機IC-706Mk2を部屋に持ち込んで、今度は常置場所の「北向きホイップアンテナ」を利用しての送受信実験を、比較のためにしてみることにしました。 管理人
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます