2006年01月30日
固定受信機・VR-5000 [ 管理人の無線機器 ]
広帯域受信の固定受信機VR-5000を注文しました。
途中電波障害になるもののない航空無線ゆえに、非常に広範囲に受信できることから、ディスコーンアンテナに、ブロードバンド専用アンテナと進んできました。そして最後にとうとう小さくコンパクトに納めてしまったハンディ受信機から、十分回路設計に余裕のある据え置き型の固定受信機にまで触手が伸びてしまいました。
しかしこうなると次の領域が見えてきました。HFの洋上航空無線です。受信機の方は準備が出来たことになりますから、今度は短波帯域受信用のアンテナということになりそうです。奥が深いという表現はいろいろな所で見かけましたが、どうも知らず知らずのうちに一歩一歩進んでいるようです。
でも今回自分への言い訳として「今のうち」とつぶやいてみたりもしました。関連の本やインターネットで記事を読んでみると、確かに多くの領域で無線の世界がアナログからデジタルへ移行しているようですし、また実際デジタルへの移行は自然な動きだと十分納得できます。今こうして興味を持つことになった無線の世界なのだから、まだまだアナログで受信することの出来る今のうちにしっかり学習して楽しんでおこうと思うのでした。今のうちに・・今のうちに・・・。
(管理人)
最終更新日 2006年01月30日 07時59分22秒
VR-5000の評判 ish4さん
インターネットで検索をかけ見ました。VR-5000はほかの固定受信機と比べてみて、その検索結果件数が少ないですね。その少ない検索から、例えば掲示板などに入ってみてもこれまた評判がずいぶんと良くないものが多いです。(それらをふまえて今回VR-5000を注文しました)
この機種が登場した頃、初期ロットと表現されていますが、当初はいろいろ問題を抱えたまま出荷されていた機種のようです。しかし、その問題点も踏まえて例えば第3期、第4期のロットでは改善されて出荷されているというようなコメントも見かけました。
しかしそれはもう数年前のことなんですね。今となっては、普通ならば次の機種の登場前の旧型機種ともいえそうなVR-5000です。逆に熟成が進んで、安心して利用できるようになっているはず、という判断で、進んでVR-5000を求めることにしました。
対抗機種はAR8600MarkIIでした。AORのこの受信機は逆にその性能において評判がいいですね。8200も含めてシリーズで製品を展開しているところを見ても、いかに充実した製品になっているかが見て取れるきがします。
それでもスタンダードのVR-5000にしたのは、いつも眺めて触れることになるパネルが見やすく、照明むらなどのない、きちんとした作りの道具のように思えた点でした。ハンディ受信機でVR-150を日常手の中で転がしていて、道具としてとても気に入っていますから、VR-5000もそうであって欲しいと思っています。(2006年01月30日 23時57分02秒)
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VR-5000届くその1 ish4さん
今日の午後に届きました。
Standard Communications Receiver VR-50000
取り出してみると思った以上にコンパクトなボディでした。それ以上に予想と反したのは、その取扱説明書の「薄さ」でした。
近年では携帯電話を始め、こうした電子機器の説明書は分冊される程です。ところが受信機VR-5000の取扱説明書は、ビデオデッキや留守番電話のそれよりも小さく薄いものでした。ただし説明内容はインターネット上にコメントされていた評判どおり、一目見て分かる取扱説明書とは言えそうにない印象です。
(管理人)
(2006年01月31日 16時30分41秒)
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VR-5000届くその2 ish4さん
早速、説明書片手に第一バンクに航空無線周波数のいくつかをメモリインプットして、20chほどのバンクひとつ作りました。いつものハンディ受信機VR-150で受信しているバンクをVR-5000上でも作ったことになります。そしてスキャンをしてみました。
当然といえば当然なのでしょうが、ノイズの少ない上質の受信音で、VR-150の時のようなスケルチが切れた時の「ぶち」とも「ぼこっ」とも表現できるような衝撃音がなく、とても心地よい受信音だなあというのがまず最初の印象です。もっともその為にVR-5000を求めたのでしたし、求めた成果をまず得られたと言えます。
ハンディ機VR-150にはBNC変換コネクタを利用して、D103エアバンド専用アンテナを接続していましたが、VR-5000には変換コネクタを外してM型コネクタをそのまま接続できますから、それだけ抵抗も障害も減少したことになります。
内蔵スピーカーの音質は、トーンコントロールつまみもあることで、好みの聴きやすい音質にすることが可能でした。これはありがたかった。ハンディ機には音質調整はないですからね。ボリュームを上げていっても簡単に音が割れるようなこともなく、このあたりもハンディ機とは基本性能レベルがまるで異なりますね。手元においてある外部スピーカーに接続するとまた一段と落ち着いた音質で受信することが出来ています。
薄い説明書とはいえ、VR-5000の機能についてこれから少しずつよく読んでいくことにしようと思います。
(管理人)
(2006年01月31日 16時30分59秒)
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受信改造中止 ish4さん
届いたその夜に、受信帯域改造のためのチップ外しを試みました。無謀なことです。先週半田ごてを始めて購入したばかりなのに、届いた受信機を楽しむ前に焼き焦がそうとしています。そうそうに諦めました。
もし受信帯域で将来不都合が生じた時に、改造(チップ外し)のことを考えることにしましょう。
(管理人)
(2006年02月02日 01時07分19秒)
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取扱説明書 ish4さん
VR-5000の機能を使うための唯一の糸口なので、ひと休みのたびに取扱説明書を開いています。メモリ登録、同時受信、モード・ステップ変更などなど、ゆっくり氷塊が溶けるような様子です。
(管理人)
(2006年02月08日 00時08分33秒)
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Re:受信改造中止(01/30) hubukiさん
チップ外しです、がもうされましたか?
あれは小さいのでステンレスピンセットをチップ両端に当て、そのピンセットを70w位のこてで熱して熱伝導で取ってやると良いですよ。
でも、今時あれを外しても聞こえる物は少なくなってしまいました。
頑張ってください。
(2006年02月10日 20時21分40秒)
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チップまだ・・ ish4さん
半田ごての扱いそのものに不慣れという致命的な問題を抱えているので、いまだにチップはそのままです。半田ごてと周波数についてもう少し理解が進んで、必要が生じた時にチップは図示を試みることにします(^-^;)。
(管理人)(2006年02月11日 00時13分30秒)
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