地球儀から離れて、21MHzバンドでダイヤルを回すと強力入感の信号をキャッチしました。この強度ならば苦労することなく交信が実現するだろうとコールしてみます。
Yankee Bravo Zero ..... インドネシア局があっさりコールを取ってくれて交信が始まりました。机の上の無線機IC-7000は 「Sメーター3~5だよ!」と言っています。バンドノイズも低く、歪のないクリアな復調音ということもあって軽くプチラグチューの気分であれこれ話してしまいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/42/510d56b8da3f92e5d3f25b212a58c34d.jpg)
交信のあとにジャカルタを手元に出してあった地球儀で確認してみます。JAPAN・4エリアの当局で東西にエレメントを張ったワイヤーDPアンテナから放射されるだろう電波を地球議上に描いてみると、インドネシアはいわゆる「八の字」の延長線上に(なんとか)入っています。
ジャカルタ局の信号はこちらにも59で入感していますが、こちらから送信した信号もRS59ということでした。QSOの相手局にそれぞれ聞こえたRSレポートを送っている様子ですし、実際オペレーターも緊張した様子がなくゆったりとした口調で穏やかに話していたことも合わせて、本当に当局の信号はインドネシア・ジャカルタまで59で届いているのだろうと思います。
こうして地球儀を見ると、この新常置場所にワイヤーダイポールを用意して21MHzバンドを運用するようになって、「カンボジア」「インド」の無線局との交信がきわめて少ないのも少し納得できます。
(旧常置場所は、南北方向にモービルアンテナエレメントを突き出していて、空の大きくあいた西方向への送受信はまったく問題のないロケーションでしたから、カンボジア・インドとのQSOもそれなりに実現していました)
追記 北米からコール
交信後にダイヤルそのままでワッチしながらこのメモを書いているのですが、ジャカルタ局は太平洋を越えて北米のサンフランシスコ・ロサンジェルスなどからもいくつもコールを受けてQSOを重ねています。
Wow Huge signal! 59 plus plus!・・・・これが我が家ではSメーターゼロだったりします。