ふと頭上7mのところを見上げると、一番上に設置してある18MHzダイポールのバラン付近で何かがピラピラしている。
タッパのバラン全体を覆っていたビニールテープがはがれていました。(5m長の足場ポールを横に倒して、先に取り付けたバランを取り外す)もともとタッパが寒暖や紫外線でボロボロになって崩壊するのを「ちょっとだけ遅らせよう」という程度の意図で貼り付けたビニールテープなので、これはこれで別に不都合ではないのですが、熱で溶かされたような具合になっていました。
タッパがぼろぼろになる、ということで購入して用意しておいたメーカー製品の堅牢なバランを代わりに取り付けました。小さな樹脂で固められた製品バランにすることで、見た目がすっきりしましたし、同時に、地上高の高いところで風を受ける表面積も小さくなりましたからいいことばかりです。
それでも、給電部のバランを変更したことで、18MHzダイポールアンテナの中心周波数がずれてしまいました。2,3回足場ポールを立てたり倒したりしてはアナライザーをのぞき込んで数値をチェック・・・を繰り返して、ビニール線エレメントの端の長さを再調整しました。(=>結果として、もともとバッチリ調整の取れていた18MHzアンテナですが、さらにそれ以上に仕上がりました(^-^) )
タッパ・バランは、小まめに交換したりなどメンテナンスがどうしても必要なのですが、今後は新しく立てた短い足場ポールの先に取り付けて、24MHzか、28MHzか、50MHzか、そんなもうひとつ追加するバンドのアンテナ用に利用しようと思っています。こちらは地上高が2mから3mHなので、脚立に上がるだけで手が届きますから、タッパの整備もしやすくなります。
「いつかやろう」と思っていたことが、このゴールデンウイークにはあれこれ実現できたので幸いでした。
追記 ダイポールAnt再調整5月10日 20014
HF用ビニール線逆Vダイポールアンテナの給電点部分、バランを好感し、その他各部のチェックとメンテナンスを先日行いました。その結果、当然ながらアンテナの状態が変化してしまいました。他のこともあって何度も上げ下ろし作業をしたため、VSWR値や中心周波数が変化してしまい、シャック内でマイクのPTTを押した時に・・ええっ!・・・となることがありました。
週末の今日、メインの18MHzと21MHzバンドのダイポールアンテナを最終的に調整を仕上げました。もしかしたら、また雨や風(先日嵐が通過した)でちょっとしたことが原因で今後もアンテナ状態が変化するのか、それとも安定して使うことが出来るのか、どっちだろうと思っています。(^-^;)
Ham Radio Wire Dipole Antenna for 10m/15m band
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