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届く もう一台のPentax K-5  &  レンズDAL1855

2021年06月16日 | カメラ・ビデオ関連
今日2021年6月16日水曜、もう一台のPentax・中古が届きました。二代目のボディは Pentax K-5(markI、初代、初期型 登場は2010年)。 また箱から取り出して記念撮影して写真もアップの予定です。

 
  (画像クリックで拡大写真へ 左K-5  右K-30)
二台のボディを並べるとサイズはちょっとK-5が大きいですが、ほぼ同じ。
見た目で決定的なのは、モードダイヤルの位置、サブモニターある無し。


 
  (画像クリックで拡大写真へ  左K-30  右K-5)
K-30機種のほうがK-5より下位機種ながら2012年の後発モデルです。K-5の登場は2010年!

 
  (画像クリックで拡大写真へ  左K-5  右K-30)
個人的にPentaxK-30では、黒死病でMモードしか撮影してきていなかったため、シャッターボタン近くの<グリーンボタン>を多用しています。
(このボタンを押すことで、マニュアルモードでも適正露出プログラム・ラインを即時に入手可能)

そのグリーンボタンがK-5では、背面にあって右手親指で押すようになっています。これはしばらく<さがしまわる>ような操作をしてしまいそうです(^-^;)。

補足:PentaxMレンズを使用しているので、絞り値はレンズのリングで設定します。その設定絞り値に対応した適正シャッター速度を、グリーンボタンで瞬時に獲得できます。 そこから絞りリングを操作したり、シャッター速度を変更して写真の<アンダー・オーバー> or <被写界深度> などを、必要に応じてマニュアル操作して、シャッターを押すというのが、個人的なK-30の使い方になっています。
(その前にオートフォーカスではないので、手動ピント合わせが前提)


二代目のPentaxの理由は、結構切実で・・・先のPentaxK-30で広い範囲の星空を撮影するために、安価な18-55mm標準ズームを入手して、その広角側18mmでの星空撮影を目論んだのですが・・・ ボディK-30の黒死病(絞り制御機能の不具合)のため、何を撮影しても写真が<まっくろ>になってしまうことになってしまいました。

K-30ボディそのものに手を加えて克服する方法もネット上にたくさんアップされているので、それらを参考に修理するつもりなのですが、2020年からの在宅テレワークで、プラモデルさえ作る暇がないような状況のため、ずっとPentaxK-30の修理もできないままになっていました。

「まあK-30の修理はそのうちするとして、とりあえず絞りリングのないタイプのレンズでも普通に撮影できるボディがあるといいなあ」と思っていたのですが、そんなところへふと出くわしたのがPentaxK-5です。

ボディが2台あったらレンズの付替えもしなくてもすむのなら、もう一台あってもいいかも・・・と、安易な方へ実に簡単に流れ流されて、今回のPentax K-5入手となりました(^-^;)。


◯DAL1855レンズ、表舞台へ     2021.06.16  

星空撮影用広角レンズとして、絞りリングのないオート撮影用Pentaxレンズ、DAL(廉価版)を入手したのはいつ頃だったろうか。残念なことにK-30ボディはちょうどそのタイミングで<通称黒死病>で、撮影画面が真っ黒になる場面が多くなっていました。

そんなわけで、使われることなく保管されていたこのレンズ、今回のK-5では、絞り制御機構が根本的にK-30系と異なるので、きっとこの<使わずに放置されていたレンズが再び活躍>することが出来るのでは、と そんな理由もあってK-5というPentaxボディを追加購入することになりました。


  (画像をクリックで、拡大へ)

実際、K-5にこのDALレンズを取り付けて、試写をしてみたところ・・・・幸いなことに、何の不都合も不具合もなく、ふつうにきれいな写真を取ることが出来ました。・・・・ ふつうのことなんですが、それでもほっとしました(^-^;)。


◯入手したものの使用可能だったレンズがK-5で復活  2021.06.26 

 
  (画像をクリックで、拡大へ)

おそらく最新製品K-3markIIIの登場の影響なのか、この一年近くカートに入れて、ずっと注目していたPentaxK-5は中古市場価格が変化し始め、2021年初夏このタイミングで今回入手することとなりました。


まさにほぼ一年前くらいから手元のペンタックスK-30の露出制御機構の動作不具合のため(通称:黒死病)、カメラ本体からレンズの絞り調整が不可能となっていました。

幸か不幸か、もともと古いPentaxMレンズ=フィルム時代のマニュアルレンズを使っていたので、絞り調整はレンズの絞りリングで行って、ここまでK-30で不都合なく撮影をしてきています。( M:マニュアルモード設定ならば、ボディでシャッター速度設定は可能 )

ところが、18mm-55mmズームのPentaxDALレンズは、デジタル一眼時代の普及・キットレンズで、安価に入手可能ではあるものの、レンズ本体に< 絞り調整リング >がついていません!

アストロトレーサーを使って「星移動を追尾」しつつ、星空撮影で広い範囲を撮影するぞ! と楽しみにして18mmレンズを用意したわけですが、真っ暗な夜空が、真っ暗に写って・・・・ 星が見えませんでした(^-^;)。

ですが、ある程度凸凹したフィルム面に光を集めて感光させる時代のレンズではなく、平面のデジタル・スクリーンに光を結実させるデジタル時代のレンズで撮影する星空を楽しみに、DAL1855mmレンズを試しに入手したわけですが、一度もまともに撮影できないまま、今に至っていました。

今回、K-5ボディを入手して、まず最初に試したのが、今まで利用することが完全に不可能だったDAL1855mmを、K-5ボディに取り付けての撮影です。

いやあ、あたりまえのことをチェックして、あたりまえに動いているのを確認出来た時、 すげーーーーーーーーえーーーーー!とワクワクすることが出来ました。 (^-^)


 
  (画像をクリックで、拡大へ)

まともに使うことの出来るようになった、PentaxDAL1855mmを取り付けたK-5、どのモードを設定しても、このレンズがカメラ本体と情報交換しながら、写真がふつうに撮れてしまいます! ・・・ ふつうなんですけど、・・・・・・・なんかすごい!(^-^)



◯壊した内蔵ストロボK-30 と K-5

夜中に星空撮影していて、三脚の頭から地面にPentax K-30を落下させてしまいました。もう一年くらい前かな。地面に何かプラスティックの箱が落ちて、軽い音を立てながら、アスファルトの上をコロコロ転がって止まりました。

・・・・ え!・・・・・・・・・・ (ことばを失いました、その瞬間)

手にとって見ると、内蔵ストロボ開閉の蝶番部分の樹脂が複雑骨折で、配線ケーブルでかろうじてつながっている! という、結構悲惨な結果となりました。

もともとストロボ撮影では、反射光利用のためちょっと出力のある外部ストロボを使ったり、もしくはEOS40Dを使ったりして、困ることはありませんでした。

でも、もし外出するときに「ちょっとカメラ一台だけ」という場合、内蔵ストロボがいざというときに使用不可能というのは、ちょっと困ることになりそう・・・とずっと思っていました。

手元にはPentaxレンズがいくつもあるので、(Canonは18-55mm1本、 55-250mm一本 の ふたつだけ。 あとはアダプタでオールドレンズ使用)、
「やっぱりペンタックスボディがふつうに利用できたほうがいいよなあ」と思っていました。

でも、ペンタックスの大きなアドバンテージは、GPSユニットを取り付けて、星の動きを追尾しながら星空撮影遊びが可能な点だと、個人的に感じています。

・・・ということは 星追尾撮影=アストロ・トレーサーを取り付けて連動可能な機種リストの中から、次の二代目のPentaxを選ぶ必要があります。

安価な旧モデルでは K-r が アストロ・トレーサー使用可能になっているのですが、思いの外中古市場でたくさん見かける機種ではありませんでした。

となると、次はK-5です。 モデルとしてはもう十分すぎるポテンシャルの上級カメラボディという印象です。後継機種K-5IIが出ていても、中古市場で2万円を下ることはありませんでした。 

ですが、今回この2021年初夏、他の機種との相対関係で急にお手軽価格になったのを見て、クリックする気持ちになることができました。

・・・ということで、今後はまたPentaxでも、必要な補助光、日中シンクロなどなど、K-5の方を使うことで、臨機応変に活用することが出来るようになりました。 良かったよかった。(^-^)


◯バッテリー互換性のこと      2021.06.26   

Pentax K-30 と Pentax K-5 のバッテリーは、それぞれ型番をチェックしてみると <PENTAX D-LI109><PENTAX D-LI90>!!!

(^-^) これはいい! なんだ共通じゃないか。 バッテリーの使い回しができて、これはいい、良かったよかった。

・・・・ と思ったのですが、違いました!!

D-LI というは 多分 「デジタルカメラ用」「リチウム電池」という意味かなと思うのですが、 そのリチウムのLI の I が 数字の1 と似ていますね。 (日常的実生活でも取り間違いは発生しやすいところです)

そのD-LI を 取り除くと 前者は<109> 後者は<90>です。

ぜーんぜん、違います! 

こう見ると・・・<PENTAX D-LI109><PENTAX D-LI90> 同じだぁ!
こう見ると・・・<109> <90> 別物!

実際Pentax K-5ボディからバッテリを取り出すと、大きく厚みがあり、重量も重たいバッテリーです。 手に取ってみると、瞬間に<別物>という存在感です。
 
  (画像をクリックで、拡大へ)
 
  (画像をクリックで、拡大へ)
( 左の大きいほうが K-5用バッテリ、 右の小さい方がK-30用 )

これは、Pentax K-5を入手してみて後から判明した、僕の勘違いでした。

ちなみにPentax K-30のバッテリは小型軽量という点はいいのですが、当然カメラ撮影をしていると、途中でバッテリ交換が必要になります。もし一日Pentax K-30で撮影を楽しもうとすると、おそらく何個ももの予備バッテリを用意しておかないといけないことになりそうです。

それに対してPentax K-5のバッテリは、例えばCanonのミドルモデルEOS40Dのバッテリと同じような大きさ、重さになっています。ということから、Pentax K-5でも予備バッテリは確保しておいたほうがいいとしても、K-30ほどたくさん、何個も用意しておかないといけない、ということはなさそうかなと、個人的に思っています。

とはいえ、K-5 では K-30バッテリは使用不可能なので、K-5用の予備バッテリを、何か次の買い物のときに一緒に注文しようと思っています。


◯星追尾撮影 GPSユニット利用のPentax K-5   2021.06.26  

デジタルカメラで星空を撮影してみたい!ということから、数年前にPentaxカメラボディを用意しました。個人的にはちょとした<先祖返り>となりました。
(一眼レフ・フィルムカメラはPentaxが最初でした。でも、その後デジタルになってずっとSonyコンパクトデジカメとCanonデジタル一眼を使っています)

星空撮影遊びで大事な、そのPentaxを三脚の頭から落下させてしまい、その後撮影は可能であるのですが・・・ 気のせいかちょっと長めの星追尾長時間露光では、星の動きを追尾しきれていないかもしれない!と感じることが多くなっていました。

落下させてしまったPentax K-30が、本当に無事なのか、ちょっと不具合発生中なのか、その判別のためにも、もう一台Pentaxがあったらいいのになあ・・・と、勝手な、しかも贅沢なことを考えるようになっていました。

そんなわけですから、今回入手したPentax K-5は、GPSユニット・星追尾<アストロ・トレーサー>適合機種になっています。


GPSユニット、星追尾撮影の為という点だけに注目すると、今使っているK-30の兄弟モデルである Pentax K-50 とか、 Pentax K-70 はとても「好ましい」デジタル一眼カメラです。・・・が、 比較的新しいモデルであることから中古市場で必ずしも気楽に買うのはちょっとなあーと思う中古価格ですし、それよりも、何より・・・・

手元のPentax K-30で発生している露出制御不具合<通称黒死病>の原因となる仕組みが、K-50でも、K-70でも使われていて、使用している時間の経過とともに露出制御に問題が発生する可能性、リスクが大きいだろう・・と個人的に判断しています。 

(露出制御で動作する金属パーツが電磁を帯びて磁石のようにくっつくことで、本来の動作を確保できず、結果露出制御の仕組みが動作しない・・・ということから、個人ユーザーが本体内部パーツを自己改造することで、克服できる! という動画がWeb上に数多くアップロードされています。)

ということで、安価にお手軽価格で、GPS アストロトレーサーを利用可能なPentax一眼レフカメラの機種選びは・・・・ もう一択!というか、二択!というような状況でした。

その意味で、個人的には二代目Pentaxカメラボディは、Pentax K-5 以外で、カメラ選びをする必要性は無いに等しい状況でした。

・・・ で、届いたPentax K-5にGPSユニットを取り付け、カメラ背面液晶での設定画面を見ると・・・・  これが K-30 と K-5 では随分違ってきていました。

(PS Pentax K-5 ボディ本体のファームウェアを最新バージョンにアップデートをしないと、K-5ではGPSユニットを使えない、という説明書の記述があります。 つまり、 K-5ボディ本体の登場が タイムライン上では先発となっていて、 後発でPentaxGPSユニット・オプションが登場したということでしょうか。 そして、そのタイミングか、そのGPSのさらに後に、Pentax K-30ボディが登場した、ということなのかもしれません)

ともかく、Pentax K-5が手元に届いた後、ボディのファームウェア・最新バージョンアップをしておきました。 まだ実際に星空撮影を試していないのですが、少し触ってみたところ、おそらく動作してくれるのではと思っています。


◯ PentaxカメラにGPSユニット取り付け、 設定液晶画面

最初は何をどうしたらいいのか手探りしながら、それでもしばらく星空撮影を続けていると、このPentax K-30のGPSアストロ・トレーサー設定画面操作にも次第に慣れていきました。

撮影ごと、もしくはレンズを交換した度に、「精密キャリブレーション」を行い直してから星空撮影に進むようになりましたし、露光時間設定のためにMENUボタンを押して、この設定画面へ移行することもなめらかに操作できるようになりました。

設定したあとは、赤外線センサー外部リモートシャッタを押して、撮影!

 
  (画像をクリックで、拡大へ)


ぼんやりと、同じPentaxカメラだし、適合機種リストにも入っている今回入手のPentax K-5なので・・・・ 同じ設定画面・・と思い込んでいたのですが、実際に動作させてみるとちょっと様子がことなっていました。

とはいえ、基本的な設定項目は<同じ>であることにその後気付かされます。

 
  (画像をクリックで、拡大へ)

GPSユニットを利用して星空撮影をする時、Pentax K-30 と Pentax K-5 で大きく異なる点が、以下のところです。

Pentax K-30では設定画面から<もとに戻る>ボタンを押した後は、シャッターボタンを押すだけ! です。

しかし Pentax K-5では、設定画面の中の< 撮影開始 >ボタンを一度押すことで、次の画面に移行し、その上で シャッターボタンを押す! という手順になります。

 
  (画像をクリックで、拡大へ)

大きな違いではないのですが、Pentax K-5では、星空撮影時に <操作が一つ多くなっている>という違いがありました。

これは単純に慣れの違いの問題ですが、ある操作の全体の流れの中、その最後のシャッターを押す前に、もうひとつ<ワンクッション>入るか入らないか、は、なかなかちょっと抵抗感があったりします。

ぽん ぽん ぽん ・・・で ぽん!  だったものが、
ぽん ぽん ぽん ・・・で、 ぽん のあとに ぽん!

ファームウエアもアップデート済みですし、これ以上どうにもすることは出来なので、今後Pentax K-5を利用して、星空撮影を重ねていく中で「早く、そうそうにこの操作手順に馴染んでしまう」しかないでしょうね。

ともあれ、普通に三脚に固定しているだけなのに、地球の自転の結果星空が移動して流れて撮影されてしまう星の写真を、カメラ本体内部のイメージセンサーがその自転変化分の<位置補正>をして、星を点として撮影してくれる、このPentaxカメラは・・・・  もう手放せない、ありがたいカメラであることは間違いありません。

今の所まだ使い始めることが実現していませんが、 「使うことの出来なかったデジタル一眼用のPentaxレンズでの撮影」(きっとフィルム時代レンズと比較すると撮影画面の輪郭、すみの色のにじみとか、シャープさが違うのではないかと予想しています・・・どうかなあ)、個人的にとても気に入っている「Pentaxカメラシステムのきれいな緑の植物の撮影」とか、「カメラ本体の映像エンジンの違いによる星空描写の違いの撮影」とか、 手元のK-30との比較をしながら、今回のPentax K-5でとうぶんいろいろ楽しませてもらうことができそうです。 (^-^)














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