25日火曜日 ジャンク品で相場価格とかけはなれた機器をまた一つ買ってしまいました。
Digitech製 StudioQuad というラックタイプ、4IN4OUTのエフェクターです。ショップの注意書きでは「ボタンの不具合」ということでジャンク品となっていました。とはいえ、動作は確認できているともありました。
「うーん、ボタン・・・って、どのボタンだろう?」
「エフェクト操作のボタンかなあ?」
基本的には、スイッチ!の問題です。クリーニングして、注油して、あと周りのメカニズムをメンテナンスすれば、基本的には解決する問題です。でも、それは行わずにジャンク品としてアップされているわけです。 本当にそれだけだろうか? ともかくあとは現物が届いてからのこと。
・・・そんなわけで、届いたエフェクター(リバーブ・ディレイ)を箱から取り出してチェックしてみると・・・「 あああっ、電源ボタンだあ!」 不具合のボタンというのは、電源ボタンでした。
「正面液晶パネルで各種操作するボタンでなくてよかったーーー!」
ラッキーです。ただ電源ボタンだけのことであれば、最後の手段で、自分で別の電源ON OFFボタンを取り付けてしまえばいいだけですから。( ジャンク価格で購入していますから、本体に穴をあけて別のスイッチを取り付けても平気なくらいですので。)
さて、電源ボタンの不具合とは・・・押してON、もう一度押したらボタンが飛び出してきてOFF のタイプのものでした。 で、そのボタンが OFFの時に飛び出してきません。 よってコンセントを抜かないとOFFにできないということです。ボタンをコツコツ叩いているとそのうち、ボコンと飛び出してきます。
つまり、「 動きが渋い 」というだけのことです。
ということで、ケースを開いて、電源スイッチまわりでべとべとしている油をクリーニングして、動作スプリングも若干強くするために加工して、新しくシリコンオイルでさらにベトベトの汚れを洗い長くかの如くクリーニングと注油を行って、スプリングを取り付け直し、元に戻すと・・・・
(^-^) 寝る前のひと時、床にあぐらをかいて座り込んで、しばらくごそごそジャンク品あそびをしたら、思いのほか、簡単に元通りに戻ってしまいました。ジャンク品が普通の製品になりました。
エフェクター・リバーブについて
もともと音源モジュールRoland JV-1080には、各種エフェクターが標準装備されていて、正面パネルのボタンとつまみ操作でかなり音色に変化を与えることが出来るようになっています。
・・・が、「簡単お手軽オーケストラ」として、最終的な出力だんかいで、ポンとリバーブをかけたいな!と思って、ハードウエア・エフェクターをWeb上で見て回っていて、見つけた今回の DigiTech StudioQuad ・ジャンク品 でした。
PC上のCubaseをはじめ、各種デバイスでエフェクトをかけることはできるのですが、今回のリバーブについては、PCをまったく経由しないで、単にハードウエアだけを接続して音楽遊びをするときのための「リバーブ」として購入することにしました。
・・・・ 手元に自分の使い慣れたハードウエア・デバイスがあれば、PCが急に壊れても、PCのシステムが進化・変更されてアプリケーションが不調になったり、動かなくなったり、起動さえ不可能になったりしたとしても、PC・OS・アプリケーションの状況にはまったく影響を受けることなく、音遊びが可能になります。
最初にPCでMIDIを扱ったのが WindowsXP でしたが、本格的にはVistaで、でもその後 7 になって、8に手を出すことなく、いきなり現在のWindows10です。 この間、動かなくなったアプリケーションやツールがいくつもあるのは一般的によく語られていますし、問題解決方法などのページをよく目にすることになります。
そんなこともあって、はるかに便利で扱いやすいPC・シーケンサー・音源、エフェクターで音楽遊びをした方が楽であることは間違いないと思うのですが、ついついハードウエア機器のほうに目が行ってしまいます。
ギター一本あれば、どこへ持って行っても、いつでも、どこでも音を出して楽しむことが出来ます。そんな楽器のようなハードウエア音楽機器は、個人的にはとても安心できるおもちゃのような気がしています。
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