一周忌法要

無事に終了。殆ど私は手を貸さず、母が殆ど手配をしていた。当日は、弟家族がいろいろ気を使って段取りをしていた。もろもろの行事が終わり、ほっと一息ついた。

あれから、1年。闘病生活のことを思うと、やはりいろいろ思い出して涙してしまう。
それでも、何年も苦しい思いをされている患者さんやご家族のことを思うと、父の場合は、それほど苦しむこともなく、本当に長寿を全うできて、よかったと思う。

本人は、まだまだ生きたかったのだろうけれど。

でも今日、親族で集まり、和やかに話ができたのは良かったのではないかな。
戦前は、国外で生活していた父、本当は、一回くらい故郷に行きたかったのではないかな。
若い時、随分苦労したけれど、自分の信じる道を一生懸命生きてきた父。

そんな父の頑張った功績を少しでも受け継ぐことができているのかな。
ふと、不安になる。親不幸ばかりしているのではないかな。
晩年一緒に住んだことが親孝行だったかな、いやいや心配ばかりかけていたかなと・・・。

三回忌までは、もう一度見つめなおしてみよう、今までの自分を。そして、これからの生き方を。

天国での生活には、慣れましたか、お父さん。これからも、ずっと見守っていてくださいね。