どんどん突き進む・・・そんな印象がある。
ソフトバンクのCMで走っている姿。まさにその全力で走る姿が思い浮かぶ。
時には、大きな氷に閉ざされている「宗谷」のように身動きできない時もあったのかもしれない。
今回の「南極大陸」・・・きっと始める前もすごいプレッシャーだっただろう。撮影している最中も、震災という天災の前に何度も心が折れそうになっただろう。
そして、厳しい冬の寒さや、うだるような夏の暑さとの戦いの日々、それにも負けずに撮影に取り組んだのだろう。
放映が始まるやいなや、想像以上の厳しいバッシングの嵐。ファンの私たちですら、いやになりそうなコメントの数々に、きっと心を痛めないはずはない。
それでも、懸命にスタッフや仲間のことを大切に言葉を選びながら現場の裏話を話してくれてた。
共に作品を作っていった仲間の、裏方の、協力してくれたエキストラの、そして、見ているテレビの向こうの人たちの思いもすべて受け止めて、きっとしんどいに違いない。
でも、彼は、ひたすら前を見て走り続ける、よりよい作品を作るために、より熱い思いを届けるために。
そんな、彼のファンであることを誇りに思う。
そう、木村拓哉という、素晴らしい人。