ヴェネチア・サンタルチア駅から出発。イタロです。
以前2年前に乗った時よりも、新しいやつだったのか、外観も内装も、ずっと綺麗でした。
2年前にイタロに乗った時の記事ミラノ路面電車、イタロVSフレッチャ・ロッサ
座席が空いていたー。撮影も楽々出来ました。普通電車とほぼ同額の値段で前日購入できるなんて、ラッキー!!
トイレも、なかなかカッコよかった。
ボローニャ到着。ホテルにチェックイン後、さっそく駅前から、T2っていうバスに乗って、旧市街の中央に移動。
2つの斜塔(ガリゼンダの塔、アジネッリの塔)共に12世紀初期のもので、それぞれ所有した一家の名前がついています。
13世紀の頃にはボローニャには、100本もの塔があったそうです。
ガリゼンダの方が傾きがひどく、もともとは60mありましたが崩壊の恐れがあり14世紀に削ったそうです。
有力な一族は、より高い塔を建てる事で自らの権力と資財を誇示し互いに競い合ったらしい。
ポルティコ(回廊)が有名なボローニャ。雨でも日差しが強すぎてもアーケードがあるから安心ですね。
おおかたの道は、こういうアーケードがずっと続いています。
私はポルティコ好きなので、ぞんぶんに堪能できました。
特に素敵な天井画があることで有名な、ファリーニ通り近くの銀行の前のポルティコ
ボローニャは観光客とかはいなくて、現地人が休日でお出かけして混んでるって印象。
マッジョーレ広場
聖ペトロニオ大聖堂(Basilica di S. Petronio)は、工事が下半分の途中で止まってしまったままらしいです。
旧ボローニャ大学と人体解剖室(アルキジンナジオ宮殿)ヨーロッパ最古の大学、見どころのあるものが色々あったのだけれど、この日は営業時間が14時で終わってしまい、翌日は一日休業で、見学できませんでした。
お昼を食べようと、3つ目星をつけていたお店(Osteria dell'Orsa、sfpglia Rina、Tamburini)に行くも、どこも大混雑。よく日本の行列って信じられないっていうけど、イタリアも人気の店は凄く混んでた。
最後の頼みの綱だった、人気レストラン「Trattoria Belfiore」HP
14:30頃、ドアを開けたら、おっちゃんが一瞬迷ったみたいだったけど、座らせてくれて助かったー。
うちらの後に来た人は、断られていました。
ボローニャに来たら、ミートソースパスタ発祥の地だし(タリアテッレ・アッラ・ラグーだっけ??)は食べようと思っていました。
あと、ここの郷土料理の、トルテリーニ・ブロードっていう、イタリア風ワンタンスープみたいなやつも。両方とっても美味しかったです。 両方とも、アッサリ味で全く塩っぱくなくて、胃もたれしないタイプのイタリアンでした。コーヒーとか席代とか全部入れて22ユーロくらいと、お手頃でした。
食後は、歩いてホテルまで帰りました。途中の街並み等
駅前にあるピザ屋さんのウィンドウに並んでいる、巨大なアランチーノ(ライスコロッケ)とか、ピザとか。
どこも共通なのか、基本のラグーソース(ミートソース)は三角で、他のは丸いのね。これ、巨大なんです。
とても楽しみにしていて、買って帰ったのだけれど、具は美味しいんだけど、お米が炊飯器で失敗した時みたいな、固いんだかやわいんだか、わかんないような具合になっていた・・・。後にフィレンツェで食べたらとても美味しかったから、たまたま、この店のがダメなのか、それとも本日失敗しただけだったのかも。1個3ユーロだったかな。揚げピザも同額。
中を割ったところ ほうれん草とリコッタチーズ、ラグーソース(ミートソース)、揚げピザ(プロシュート入)は美味だったよ。
翌日は、早朝、暗い時に再度ボローニャの旧市街の夜景?をちょっと見て、9:55に駅前のバスセンターから、FLIX BUSっていう、高速バスにて、ダイレクトにシエナへ移動します。
年末年始イタリア旅行記 まとめ
年末年始イタリア旅行 ベネチア1(写真膨大、飛行機乗継説明等、やたら重いです)
年末年始イタリア旅行 ベネチア2 ブラーノ
年末年始イタリア旅行 ベネチア3
年末年始イタリア旅行 ボローニャ1
年末年始イタリア旅行 ボローニャ2
年末年始イタリア旅行 シエナ1
年末年始イタリア旅行 シエナ2夜景とフィレンツェ
年末年始イタリア旅行 ローマ
ポルティコは素敵ですね。こんな回廊だったらどれだけでも散歩できちゃう。
アランチーノという食べ物は「こんな大きくて火が通るんだ~」って驚きました。
包み紙は、らしくていいですね。
今朝は凄く冷え込みましたねー、4時に寒さで目が覚めてしまいました。
計画建ててた時、ボローニャは、雨でも観光大丈夫、って思っていたのたけれど、実際は、お天気良くて。
回廊素敵ですよねー。でも昼間人が多い時は、良さがあんまり感じられなかったかも。人がいないアーチの続く通路を見て、なんぼ・・な気がしました。
アランチーノ、そうですよね。中まで火を通すのには、相当長い時間、油の中で煮ないと?ダメよねー。確かにここのは、他のお店よりも大きい分、表面も固かったかも(長い時間、揚げてるからか・・)
そして、ポルティコ?って、この天井の飾り絵?かな?素敵素敵❤️
ボローニャに行かれたんですねー。素敵です。
列車はロボット特撮に出てきそうなデザインですね。
ボローニャの塔が2塔だけになっていたとのこと。もっとあると思っていました。中は空洞でしたっけ?
石畳を歩く人々の足音が聞こえてきそうです。ポルティコも街の一部で歩いていると意識しないものなのかもしれませんが、旅行気分を味わえました。
外国で並んでいる見たことのない食品群を目の当たりにすると、どれも味見したくなってしまいます
期待外れの味も割とあるのも旅ですね。
latifaさんの旅行記楽しみです♪
コメントどうもありがとう!
イタリアの電車、日本でいう国鉄系の会社と、これはイタロっていう私鉄系の会社とがあるのよ。両方とも、特急電車(新幹線的な)は、形がカッコいいんだよねー。
ポルティコっていうのは、回廊のことらしいよ。天井付きの柱のある、アーケードっぽいやつです。
>列車はロボット特撮に出てきそうなデザインですね。
そうなんですよね。デザイン色ともに、カッコイイです!内装も綺麗だったので(一番低い安いクラスだったのですが、もうちょっと上のクラスなら、もっと素敵だったかも)
ボローニャの塔の中は、どうなってるんでしょうかね・・?
階段で大変らしいものの、上まで登れるらしいのですが、パワーが無いので、断念したため、中は知らないんです。
>石畳を歩く人々の足音が聞こえてきそうです。
おおー、確かに。
でも、そういえば、カツカツっていう男は聞こえてこなかったなー。
ヒール靴とか、歩くときに響く様な靴の男性とか、あんまりいなかったのかな・・と、今,気がついた次第です。
>外国で並んでいる見たことのない食品群
トライしたくなりますよねー。
若い頃は、お腹が丈夫な事に凄い自信をもっていたのですが、最近はめっぽう弱くなったため、断念してしまいます・・
二つの塔、かなり近い位置から見上げていますね
至近距離で見ると塔が迫ってくるような迫力があると思います。
ポルティコがずっと続いているのは雨が降っても大丈夫なので良いですね。
そして天井画に豪華絢爛な雰囲気を感じました。
レストランのおっちゃんが一瞬迷っていたというのが面白かったです。
おっちゃん的にはそろそろ店じまいしようと思っていたのだろうなと思います
無事に美味しい料理が食べられて良かったですね
二つの塔は、その真下から、見上げて撮りました。ボローニャの中心部に、あの塔があるんです。もし、地震が多いところだったら、不安だろうなー。
ポルティコ、いいですよねー。
私は、NHKの世界ふれあい街歩きっていう番組が好きで、よく見てるんですが、昔、その番組で、ボローニャのポルティコを取り上げて、それでいつか行ってみたいなーって思ったんです。
そうそう、レストランのおっちゃん、優しくて助かりました。私の表情が切実だったので、断らなかったのかも。
それと日本人は、沢山食べない、食べたら長居せず出て行く人が多いことを知ってたから・・??