名所江戸百景を訪ねて
名所江戸百景
第11景 「上野清水堂不忍ノ池」
背景には不忍池を描き、
近景には満開の桜を、
中景には清水観音堂と松を描いています。
上野清水堂
清水観音堂は、上野恩賜公園内にあり、千手観音を祀っています。寛永8年(1631年)の建立されました。京都の清水寺本堂と同様の懸造建築です。
不忍池
不忍池(しのばずのいけ)は、東京都台東区にある上野恩賜公園にある天然の池です。
周囲は約2㎞、全体で約11万㎡あります。
現在の不忍池は、中央に弁財天を祀る弁天島(中之島)を配しています。
名前の由来ですが、諸説ありますが、上野台地と本郷台地の間の地名が忍ヶ丘と呼ばれていたことに由来すると言われています。
描かれた場所は
現在どのようになっているのでしょうか?
訪ねてみました。
上野清水堂の前で撮影してみました。
作品とできるだけ同じ構図になるようにと撮影したのですが…
松は?舞台は?不忍池は?
何処?
、と何を撮っているのかわからない写真となってしまいました。
最後に
上野清水堂。江戸時代と変わらぬ姿にちょっと感動しました。
京都の清水寺と同じ建築方式ということなので、舞台を見てみたいと思い、清水堂の下へ降りてみました。
下から見上げてみたのですが、木々で隠れて舞台がわからないですね。
参考
Wikipedia
太陽の地図帖 広重「名所江戸百景」の旅