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リートリンの覚書

散策日記・代官山〜目黒


猿楽神社を参拝した後は、ヒルサイドテラスのお隣にある、旧朝倉家住宅を見学しました。

旧朝倉家住宅


旧朝倉家住宅は、東京府議会議長や渋谷区議会議長を歴任した朝倉虎治郎氏によって、 大正8年に建てられました。
大正ロマンの趣のある2階建ての建物内と回遊式庭園を見学することができます。

旧朝倉家住宅

今の建物とは違い、凝ったデザインの窓枠。大正時代の建物、当時の建物に住むのは大変そうですが、憧れますね。あれこれ、取り入れたい所があり、大変勉強になりました。

そして、大変美しい庭園があります。春はツツジ、秋は紅葉などを楽しむ事が出来るそうです。私が訪れた時は、紅葉はまだ始まっていない状態で、残念に思ったのですが、代わりに青々とした苔を見ることができました。

旧朝倉家住宅庭園





江戸時代には、この周辺に、「目黒元富士」がありました。この旧朝倉家住宅の辺りからもその目黒元富士が見えたのだろうか?当時のことを想像しながら庭園を眺めました。

その目黒元富士。名所江戸百景で描かれています。

名所江戸百景 第25景 「目黒元不二」に関しましては、別ブログにて詳しく記事にしています。興味のある方は是非ご覧ください。


観覧案内
開館時間
10時~18時(11~2月は16時30分まで)
(注)入館は17時30分(11~2月は16時)まで
休館日
月曜日(祝日の場合は直後の平日)、年末年始(12月29日~1月3日)
観覧料
一般100円、小中学生50円、年間観覧料500円
(注1)団体(10人以上)一般80円、小中学生40円
(注2)60歳以上の人、障害のある人と付き添いの人は無料
渋谷区HPより引用


旧朝倉家住宅を見学した後は、別所坂を目指しました。

別所坂




別所坂
この辺りの地名であった「別所」が由来といわれる。別所坂は古くから麻布方面から目黒へ入る道としてにぎわい、かつて坂の上にあった築山「新富士」は浮世絵にも描かれた江戸の名所であった。


別所坂を登り、別所坂児童公園を散策してみました。
息を切らしながら急な階段を登りました。

別所坂児童公園階段
途中で、なんでこんな階段を登ったんだ、と自分を恨みましたよ。しかし、戻るのもまた大変そうなので、最後まで頑張りました。

別所坂児童公園


公園の一番高いところまで登り、眼窩を見渡しました。いい景色でした。苦労して登ったかいがありました。江戸時代には富士山を見ることができたそうです。また、このあたりには「目黒新富士」がありました。名所江戸百景で描かれています。

名所江戸百景 第24景 「目黒新富士」に関しましては、別ブログにて詳しく記事にしています。興味のある方は是非ご覧ください。


別所坂を見学した後は、茶屋坂を目指しました。

茶屋坂



茶屋坂
 江戸時代、将軍が鷹狩りの際に立ち寄った、「爺々が茶屋」と呼ばれる一軒茶屋がこの近くにあったのが由来といわれている。

この辺りも名所江戸百景で描かれています。

名所江戸百景 第84景 「目黒爺々が茶屋」に関しましては、別ブログにて詳しく記事にしています。興味のある方は是非ご覧ください。


茶屋坂を見学した後は、肥前島原藩(長崎)松平主殿頭の下屋敷があった目黒区目黒一丁目辺りを目指しました。

目黒区目黒一丁目あたり


かつて肥前島原藩(長崎)松平主殿頭の下屋敷には千代が池と呼ばれる池がありました。その池は、名所江戸百景で描かれています。

名所江戸百景 第23景 「目黒千代か池」に関しましては、別ブログにて詳しく記事にしています。興味のある方は是非ご覧ください。


千代が池があった場所を見学した後は、目黒駅方面を目指しました。

今日はこの辺で。

明日に続きます。

読んでいただき
ありがとうございました。


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